一方、“監督離脱”がネックになりそうなのが横浜DeNAだ。
「成績不振の責任を取ったラミレス監督(46)の後釜は、ハマの番長こと三浦大輔・二軍監督(46)が既定路線です。しかし、そこにチーム打率リーグ1位の打線を支えたロペス(36=年俸2億3000万円)、オースティン(29=同1億円)、ソト(31=同1億8500万円)の3外国人選手の契約問題が絡んでくる。
いずれも今季で契約満了となります。とくにソト、オースティンはメジャーや巨人、ソフトバンク、楽天なども注目しているようで、つなぎ止めるには相当のカネがかかる。
DeNAは観客動員減で大幅な収入減が見込まれる上、親会社は2020年3月期決算で約500億円の赤字を出している。はたして彼らの満足いく金額を提示できるのか。球団関係者の間では、これまで3人がコミュニケーションを密に取ってきたラミレス監督がいなくなったことも、流出を後押ししてしまうのではないかと言われています」(DeNA番記者)
※週刊ポスト2020年11月20日号