広瀬すずも腸活を公言
長瀬さん自身も「うんちの観察」で健康を手に入れた経験がある。28才までずっと便秘で頭痛、生理痛、むくみ、肩こり、イライラなどに悩まされ、自らを「病気のデパート」だと自虐していたというが、「ウンログ」でうんちの観察日記をつけ、腸活を意識した生活をすることにより2年で体重が5kg減り、諸症状が改善して、気持ちが穏やかになった。
腸活の効果を肌で知るからこそ、「もっとうんちについて語ってほしい」と願い、うんちのかぶり物をしてPRに奔走する。
「ひとたびネットに上がったら一生消えない時代に、どんどん露出しています(笑い)。これまでの“うんち”に関する描写って、例えば漫画の『Dr.スランプ』に出てくるとぐろを巻いたピンク色などデフォルメされて、どこかファンタジー要素があった。ですがいま、少しずつ“自分ごと”としてうんちを認識し、オープンに話せるような雰囲気になりつつあると思います。私たちも自分が出すものに向き合ってもらうため、うんちのキャラクターも作っていますが、とぐろ巻きではファンタジーになりすぎなので、実際の形や色にしようと心がけています」(長瀬さん)
カリスマモデルでありながらも「腸活にとって便はとっても大事なこと!」とうんち発言をいとわない加治ひとみは、ある番組に出演した際、出演者からうんち発言についていじられた。しかしそのとき、共演していた古館伊知郎(65才)が話に割って入り、こう語った。
「『便』って『お便り』って書くんだよ。食べたものが口から入って、あらゆる臓器を通って便として出てきて、体のSOSを教えてくれる。だから『お便り』なんだ」
加治が振り返る。
「まさしくそれだ!って。どうしてもうんちや排便って言葉が独り歩きして、『女性が言うのはふさわしくない』と言われることもありますが、古館さんの言った通り、これはお便りなんだと思えば、“まったく恥ずかしいことではないんだ”と説得力がありますよね」
さらに、排便記録を公開している指原はこう熱弁した。
「下品なものを見せたいというより、健康な私をみんなに知ってほしい」
腸活という終着駅の本当のゴールは、“幸せになること”と“自己肯定感が高まること”なのかもしれない。
※女性セブン2020年11月26日号
腸活ストレッチのやり方