芸能

宮本浩次 ソロでは「中性的な感性を開放しているのかも」

54才になっても最前線でロックバンドを続ける宮本

54才になってもロックを続ける宮本が語った「歌謡曲」とは

 ロックバンド「エレファントカシマシ」のボーカル・宮本浩次(54才)が、昭和を代表する懐かしい曲ばかりを収めたカバーアルバム『ROMANCE』を11月18日にリリースした。150曲の候補曲から12曲をセレクトして収録したこの作品。この中で特に思い入れの深い歌謡曲について尋ねると、宮本はしばし頭を抱え込み……。

「たとえば『二人でお酒を』は、いまは亡き母が好きだった歌なんです。わが家では、川崎大師へ初詣に行くのが習わしだったのですが、母は父の運転する車の中でずーっと歌謡曲を歌い続けているという歌好きな人で、梓みちよさんのこの曲は、いわば母の十八番でした。

 それに、歌謡曲を聴くと、思春期のキラキラした感じもよみがえってきますよね。私は沢田研二さんとか松田聖子さん、ピンク・レディーやキャンディーズが好きで(と微笑み)、『エレファントカシマシ』のメンバーは幼なじみなのですが、石君(ギターの石森敏行)も聖子ちゃんの大ファンだったから、中学時代に二人でよく聴いていたのが『白いパラソル』や『赤いスイートピー』(とまた歌う)。

 それから当時、足しげく通っていた池袋スケートセンターでエンドレスにかかっていたのは『木綿のハンカチーフ』で……。やたらとテンションあがっちゃってね。私も石君もお互いに初めて彼女ができた頃で、恋の気分に浮かれていたんじゃないかな」(宮本・以下同)

 と、思い出が次々と愛おしそうに語られる。その頃の宮本少年の姿が目に浮かぶようだ。

関連記事

トピックス

交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
世界選手権東京大会を観戦される佳子さまと悠仁さま(2025年9月16日、写真/時事通信フォト)
《世界陸上観戦でもご着用》佳子さま、お気に入りの水玉ワンピースの着回し術 青ジャケットとの合わせも定番
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
身長145cmと小柄ながら圧倒的な存在感を放つ岸みゆ
【身長145cmのグラビアスター】#ババババンビ・岸みゆ「白黒プレゼントページでデビュー」から「ファースト写真集重版」までの成功物語
NEWSポストセブン
『徹子の部屋』に月そ出演した藤井風(右・Xより)
《急接近》黒柳徹子が歌手・藤井風を招待した“行きつけ高級イタリアン”「40年交際したフランス人ピアニストとの共通点」
NEWSポストセブン
和紙で作られたイヤリングをお召しに(2025年9月14日、撮影/JMPA)
《スカートは9万9000円》佳子さま、セットアップをバラした見事な“着回しコーデ” 2日連続で2000円台の地元産イヤリングもお召しに 
NEWSポストセブン
高校時代の青木被告(集合写真)
《長野立てこもり4人殺害事件初公判》「部屋に盗聴器が仕掛けられ、いつでも悪口が聞こえてくる……」被告が語っていた事件前の“妄想”と父親の“悔恨”
NEWSポストセブン
世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
鳥取県を訪問された佳子さま(2025年9月13日、撮影/JMPA)
佳子さま、鳥取県ご訪問でピンクコーデをご披露 2000円の「七宝焼イヤリング」からうかがえる“お気持ち”
NEWSポストセブン
長崎県へ訪問された天皇ご一家(2025年9月12日、撮影/JMPA)
《長崎ご訪問》雅子さまと愛子さまの“母娘リンクコーデ” パイピングジャケットやペールブルーのセットアップに共通点もおふたりが見せた着こなしの“違い”
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン
国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン