芸能

『監察医 朝顔』第2の主役はつぐみ ドラマを癒す子役の名演

(Imaginechina/時事通信フォト)

主演の上野樹里は本作が現代劇初の母親役という(Imaginechina/時事通信フォト)

 秋・冬の“2クール通し”で放送されている『監察医 朝顔』(フジテレビ系、月曜21時)。主演の上野樹里、脇を固める時任三郎や山口智子、風間俊介の好演が光るが、ドラマオタクのエッセイスト・小林久乃氏が注目するのは子役の加藤柚凪(かとう・ゆずな)だという。どんな魅力があるのか。

 * * *
 毎週放送が楽しみなドラマの一作品に『監察医 朝顔(以下、朝顔)』がある。こちらも現在放送中の『ルパンの娘』(フジテレビ系)と同じく、昨年の放送から引き続く第2シーズンだ。

「第1シーズン放送からのスパンがなぜ短い?」と、その理由が騒がれているが、個人的には第1、第2と長いスパンで放送されるパターンが好きだ。1クールでまとまり切らなかった、俳優陣のフォーメーションが明確になっているので、作品として見やすい。NHKの朝ドラも後半に連れて、物語が初回よりも面白く伝わってくる現象と同じ雰囲気がする。長く演じることで出演者たちが役に馴染んでくるのだ。

『朝顔』では、上記の長く演じることで生まれる面白みに、一役買っている人物がいる。それは主人公・万木朝顔(上野樹里)の娘・桑原つぐみを演じている、加藤柚凪ちゃんだ。

つぐみ登場でドラマの空気が一気に明るく

『朝顔』はさまざまな“死”をめぐる物語である。朝顔は法医学者として、事件に関わる遺体を日々解剖して、死亡原因の真相を追究することが仕事だ。そして自身も、東日本大震災で行方不明となってしまった母親の存在を探している。10年近く経過しようとも、肉親の壮絶な別離を受け止めきれずにいるのだ。この想いは父親でベテラン刑事の平(時任三郎)も同じく。

 この重たいテーマを緩和してくれたのが、第1シーズンの第2話で朝顔に泣きながらプロポーズを果たした桑原真也(風間俊介)の存在。そして2人の結婚後も家族全員が同居する万木家にさらなる明るさをもたらしてくれたのは、朝顔の娘・つぐみである。

関連キーワード

関連記事

トピックス

「大谷ファミリー」の活動指針が徐々に明らかになりつつある
《家族でハワイに行ける成長ぶり》大谷翔平が長女をインスタに掲載する「価値観の変化」…真美子さんは「教育分野に興味」
NEWSポストセブン
法定スピード以上の速度で突っ込んだ(時事通信)
《独自》内閣府公用車の9人死傷暴走事故 委託先は2年前にも永田町で公用車ひき逃げ死亡事故 運営会社と内閣府が「間違いございません」と事実関係を認める
NEWSポストセブン
「日本学術振興会賞」と「日本学士院学術奨励賞」の授賞式に出席された秋篠宮ご夫妻(2026年2月3日、撮影/JMPA)
《上品な艶がドレッシー》紀子さまの授賞式ファッション ライトブルーのセットアップで親しみやすさを演出、同系色のブローチも
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《司忍組長、84歳の誕生日会に密着》胡蝶蘭、鯛、枡酒にコンパニオンが大挙 警察、メディアが関心を寄せる「山口組重要文書」の存在
NEWSポストセブン
晩餐会での“少女漫画のようなエスコート”動画が話題に(提供:soya0801_mlb)
《独占入手》妻・真美子さんの手を優しく取って…大谷翔平、晩餐会での“少女漫画のようなエスコート”動画が話題に ファンに伝えた「ありがとう」
NEWSポストセブン
目撃者が語った“凄惨な事故現場”とは(左/時事通信フォト、右/共同通信)
「『死んじゃうよー』公用車の運転手がうめき声を…」「官僚2人は後ろでグッタリ」公用車が130キロで死傷事故、目撃者が語った“凄惨な事故現場”【高市首相、腹心の官僚】
NEWSポストセブン
若い女性たちとエプスタイン(民主党資料より)
「ひとりで楽しみ、体に触り、無理やり行為に及んだ」10代の少女らが性的搾取された“エプスタイン事件” 米司法省が新たに公開、画像や動画…300万枚の資料が示す“被害の詳細”
NEWSポストセブン
CanCam卒の注目女優宮本茉由
《CanCamモデルを卒業》不倫ドラマ主演でも話題・宮本茉由、長野県・北アルプスの麓で見せた「止まらない色気」
週刊ポスト
ラオジーのブログより(現在は削除済み)
《昨夜の子は何歳だったんだ…との投稿も》「ラオスの帝王ラオジー」ブログの不正開設の疑いで61歳の男が逮捕 専門家が明かしたラオス児童買春のいま
NEWSポストセブン
司法省がアンドリュー元王子の写真を公開した(写真/Getty Images)
《白シャツ女性に覆いかぶさるように…》エプスタイン・ファイルで新公開されたアンドリュー元王子とみられる人物の“近すぎる距離感の写真” 女性の体を触るカットも
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長。2年前の「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《ほろ酔いの山口組・司忍組長》84歳バースデーカラオケ大会で歌われた「昭和歌謡の名曲」 “七代目誕生”には言及なし
NEWSポストセブン
全米野球記者協会ニューヨーク支部主催のアワードディナーに出席した大谷翔平と、妻・真美子さん(左/時事通信フォト、右/提供:soya0801_mlb)
《真美子さんが座る椅子の背もたれに腕を回し…》大谷翔平が信頼して妻を託す“日系通訳”の素性 “VIPルーム観戦にも同席”“距離が近い”
NEWSポストセブン