「僕自身、仕事プラスアルファで脱毛を経験してきた人間として、その良さを皆さんに伝えたいと思った。大和撫子はもちろん、日本男子も美しくかっこよくあって欲しい。その意味で自分が経験したからこそ、みんなに脱毛の良さを知って欲しいわけなんです」
そう語る手越の素顔は輝くほどスベスベ。毛穴さえも見受けられないほどだ。脱毛して失敗したと感じたことはないそうだが、かつての脱毛の機械は、鼻の下やVIOなどはかなり痛みを伴うことがあったという。また、その部分が赤くなることもあった。
「前日にお酒を飲みすぎたときなんかは、血流が増えているせいもあってか、より痛みが激しくって、辛いなぁと思ったことは何度もありました」
いまは脱毛の機械も進化し、同店で使用する『ルミクスA9』という機種の場合、ほとんど痛みがないという。
「脱毛サロンに通っていたとき、僕はゴルフやサッカーをしているので、よく『日焼けしないでくださいね』といわれました。かつての機械は、日焼けした場合などには照射ができなかったそうです。けど、今日この機械を自分で体験して、本当に痛みも熱さもなく、いいなぁと思いましたよ」
こだわったのは機械だけではない。
「脱毛サロンを僕がやるということは、脱毛だけではなく、通うたびにインスタ映えする写真が撮れるとか、なにかテンションが上がるようなことをしたいと思って、店内の内装や雰囲気も工夫しました」
店の至るところに手越をモデルにした写真パネルが展示されて、入口の壁には色鮮やかな花々が描かれている。好きな写真家、蜷川実花さんの世界を投影したかったという。スタッフや施工業者とディスカッションを重ね、インテリアも細かくチェックしながら準備を進めてきた。だから、出来上がりにはワクワクしていたという。
「今日、大阪に来て、店の雰囲気もよく、きれいにできていて、イメージ通りでした。すっごくテンション上がりました」