国内

小室圭さんは諦めたこともあったが… 眞子さまが後に引けない事情

小室さんは来年7月、アメリカで弁護士試験を受験予定だという(撮影/藤岡雅樹)

いまだ説明責任は果たされていない(撮影/藤岡雅樹)

 眞子さまのことを思えば、自分が身を引くべき──世間の逆風を受け、小室圭さんはそう考えたことがあったという。だが、いまも変わらず、むしろ着実に、結婚への歩みは進んでいる。そこには、眞子さまが「もう後には引けない事情」があるようだ。

 愛する人への思いを込めて詠まれる「相聞歌」は、万葉集の三大ジャンルのひとつ。いにしえから、皇室でも多くの相聞歌が詠まれてきた。皇族方の和歌が披露される、年に一度の「歌会始の儀」。昨年は秋篠宮家の長女の眞子さまが、小室圭さんのことを「月のうさぎ」になぞらえたとみられる歌で、“信じて待ち続ける気持ちの大切さ”を詠まれた。

 しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で歌会始の儀が延期に。眞子さまの堪え忍ばれるお気持ちもまた、まだ着地点を見いだせずにいる──1月中旬に予定された儀式「講書始の儀」と「歌会始の儀」の延期が決まったのは8日のこと。ある宮内庁関係者はこう懸念する。

「新年早々、皇室行事の延期が続き、今後の活動の見通しが立たなくなりました。感染拡大が落ち着いていた時期は皇族方が現地に赴かれる公務も増えていたが、それもまた難しくなる。これから皇族方が国民と触れ合われる機会が減り、自ずと皇室に関する報道も減ることが予想されます。

 その一方で、注目を浴びるのは眞子さまと小室さんのご結婚についてばかり。今後はおふたりのご結婚についての報道が“悪目立ち”しなければいいのですが……」

 昨年12月、宮内庁の西村泰彦長官は小室さん側に対し、金銭トラブルの説明責任を求めた。皇族の婚約内定者とはいえ、公的機関である宮内庁のトップが一般人の私的な問題に言及するのは異例の事態。ご結婚問題がそれだけ急を要する事態に発展したのだと、大きく報じられた。

説明が必要とは思っていなかった

 長官の“緊急事態宣言”により、事態は大きく動くとみられていた。

「歌会始が終われば、皇室の新年行事は一段落します。そのあと間もなく、小室さん側が文書を出すのか、会見を開くのか、とにかく何らかの発表がされるとみられていました」(前出・宮内庁関係者)

 しかし1月7日、1都3県を対象に2度目の緊急事態宣言が発出。国民は厳しい自粛期間へと突入した。

「そんな中で小室さんが“金銭トラブルは解決済み”とか、“報道が誤っている”とか、ましてや“結婚します”と表明すれば、国民はどう受け止めるでしょうか。いまがそれにふさわしいタイミングなのか。しかも長官の発言以来、もはや小室家だけの問題ではなく、宮内庁も皇室も“公認”の課題になったわけで、軽々しく動けるものではない。

 とはいえ、早くアクションを起こさなければ、“長官の助言さえ無視を決め込むのか”と、小室家への国民の不信はさらに高まりかねない。難しい判断を迫られています」(前出・宮内庁関係者)

 小室さんは今夏、米ニューヨーク州の司法試験を受験する予定だとされる。まずは試験勉強に集中し、それが終わるまでは“だんまり”を決め込まざるを得ないのか。

関連記事

トピックス

“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン