振り返れば、眞子さまと小室さんの婚約内定会見は、天皇皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)が出席された国民文化祭と日程が重なった。本来ならば、ご身位が上であるお方の公務がある場合、暗黙の了解として、目立つ行動は避けるのが常だ。しかし、「あのときは、小室さんの“平日は仕事があるから”“休みを取れないから”といった都合で、その日程で強行された」(皇室関係者)という。
「小室さんが、いままでさまざまなトラブルや報道について公の場で語ってこなかったのは、遠慮したり、萎縮したからではないんです。それは、婚約内定会見の日取りから見ても、そうでしょう。
長官が会見で説明責任を指摘するまでたいした説明をしてこなかったのは、そもそもそれが必要だと考えていなかったからではないでしょうか。実は、小室さん自身はどうしても結婚したい、という気持ちではなく、結婚をあきらめたこともあったというのです」(前出・皇室関係者)
金銭トラブルが明らかになり、結婚に対して世間の風当たりが厳しくなるなかで、小室さんが破談を決意したこともあったのだ。
「秋篠宮ご夫妻との話し合いはうまくいかず、世間の目も厳しい。逆風を受ける眞子さまのためには、自分が身を引くべきだと考えたのではないでしょうか。
それに、眞子さまの“フィアンセ”ということで、年間費用が1000万円もかかるという全米有数のセレブ大学へも留学ができて、ニューヨーク州弁護士への道も拓けた。日本の大学の入学金さえ、他人の援助に頼らなければならないほど困窮していたのに、眞子さまとの婚約内定で人生がまるっきり変わった。やはり、そこまで結婚に固執するつもりはなかったということなのでしょう」(前出・皇室関係者)
それでも、結婚が既定路線になって動き出しているのは、ひとえに眞子さまの強いお気持ちだったという。
この結婚を逃すと次はいつになるのか
「眞子さまはとにかくピュアな方。素直で人を疑うことを知らない。“白馬の王子様”を心底信じられるような方です」(学習院関係者)
もちろんそうでおられるだろうが、眞子さまの“堪え忍ばれるお気持ち”が強靱であることの背景には、のっぴきならない理由もあるという。