国内

体調異変を包み隠さず公表された上皇陛下 サポートされる美智子さま

ご体調が心配される美智子さま(2019年9月、東京・文京区 撮影/JMPA)

ご体調が心配される美智子さま(2019年9月、東京・文京区 撮影/JMPA)

 新型コロナウイルスが世界を覆い尽くし、自粛期間が続くなか、上皇陛下と上皇后美智子さまも孤独な暮らしを余儀なくされている。他人とのかかわりが格段に減ることで、おふたりの「異変」は加速の一途をたどっている。

「ご夫妻は穏やかに過ごされてはいますが、ご体調は万全といえません。美智子さまは年が明けても変わらず、夕方になると原因不明の微熱に悩まされる状態が続いています」(宮内庁関係者)

 さらに「手指のこわばり」も心配される。

「美智子さまはいま、長年のご趣味であるピアノを思うように弾けない状態だと聞きます。指がこわばって思うように動かず、さらに、背筋を伸ばすと首や肩が痛くなるため長時間座ることもできないそうです」(皇室ジャーナリスト)

 健康不安が心配されるのは、上皇陛下も同じだ。上皇陛下が87才の誕生日を迎えられた昨年12月23日、宮内庁は次の文書を公表した。

《何度か繰り返されるご質問にもその都度丁寧にお答えになる上皇后さまと、それを聞かれご納得になるといつも明るい笑顔におなりになる陛下。時に、勘違いや戸惑いがあっても、一緒にお笑いになりながら、ご記憶を新たにされ、日々のご生活を確かなものとされています》

 宮内庁関係者は次のように分析する。

「ここまで包み隠さず上皇陛下のご体調を公表されたのは、“現状を国民にきちんと伝えないといけない”というお気持ちが上皇ご夫妻にあるからではないでしょうか。陛下にとって、『上皇の体』は自分のものであるが、自分だけのものではない。国民とともにあるためにも、嘘偽りなく真実を正確に伝えるべきだというお気持ちがにじみ出ていると感じました」

 だが、「何度か繰り返されるご質問」「勘違いや戸惑い」という表現から、「コロナ認知症の懸念」という言葉で報じられることもあった。

「陛下のそうした『異変』を抱えた生活を、美智子さまはつきっきりでサポートされておられます。ご自身の体調も万全ではないのに、笑顔を絶やされず、美智子さまの精神力には本当に脱帽するほかありませんが、相当な負担を抱え込んでいらっしゃるに違いありません。どうか無理をなさらないようにと、心配が募るばかりです」(前出・別の宮内庁関係者)

 どうか無事に隔絶生活を乗り越えられてほしい。

※女性セブン2021年2月4日号

関連記事

トピックス

ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
木瀬親方
木瀬親方が弟子の暴力問題の「2階級降格」で理事選への出馬が絶望的に 出羽海一門は候補者調整遅れていたが、元大関・栃東の玉ノ井親方が理事の有力候補に
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《趣里と三山凌輝の子供にも言及》「アカチャンホンポに行きました…」伊藤蘭がディナーショーで明かした母娘の現在「私たち夫婦もよりしっかり」
NEWSポストセブン
高石あかりを撮り下ろし&インタビュー
『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり・撮り下ろし&インタビュー 「2人がどう結ばれ、『うらめしい。けど、すばらしい日々』を歩いていくのか。最後まで見守っていただけたら嬉しいです!」
週刊ポスト
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
寮内の暴力事案は裁判沙汰に
《広陵高校暴力問題》いまだ校長、前監督からの謝罪はなく被害生徒の父は「同じような事件の再発」を危惧 第三者委の調査はこれからで学校側は「個別の質問には対応しない」と回答
NEWSポストセブン
ドジャース・山本由伸投手(TikTokより)
《好みのタイプは年上モデル》ドジャース・山本由伸の多忙なオフに…Nikiとの関係は終了も現在も続く“友人関係”
NEWSポストセブン
親子4人死亡の3日後、”5人目の遺体”が別のマンションで発見された
《中堅ゼネコン勤務の“27歳交際相手”は牛刀で刺殺》「赤い軽自動車で出かけていた」親子4人死亡事件の母親がみせていた“不可解な行動” 「長男と口元がそっくりの美人なお母さん」
NEWSポストセブン
トランプ大統領もエスプタイン元被告との過去に親交があった1人(民主党より)
《電マ、ナースセットなど用途不明のグッズの数々》数千枚の写真が公開…10代女性らが被害に遭った“悪魔の館”で発見された数々の物品【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン