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《かつて原口あきまさが“告発”》モノマネ番組が次のステージへ “国宝”を決める新たな審査員の顔ぶれに『M-1』の影響か

モノマネの大型特番『モノマネMONSTER』(番組公式Xより)

モノマネの大型特番『モノマネMONSTER』(番組公式Xより)

 テレビ番組の人気コンテンツの1つであるモノマネ番組。番組内容や審査のあり方を巡ってはこれまで度々議論となってきた。1月31日に放送される『モノマネMONSTER』(日本テレビ系)では、“新たなステージ”とも言うべき、従来のモノマネ番組とは違う変化が見られるという。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。

 * * * 
 31日夜、モノマネの大型特番『モノマネMONSTER』(日本テレビ系)が放送されます。同特番は長年放送されてきた『ものまねグランプリ』をリニューアルする形で2024年5月にスタート。同年12月にも放送されたあと1年あまりのブランクを経て今回に至ります。 

 注目すべきは、「賞金総額500万円を賭けた真のモノマネ頂上決戦!日本の宝と呼ぶにふさわしい 栄えある“初代モノマネ国宝”が決定する!」という新たなコンセプト。Mrs. GREEN APPLE部門、桑田佳祐部門、歌ネタ部門、しゃべくり部門、ショート部門の5部門を勝ち抜いた出演者からモノマネ国宝を決める……というこれまでとは異なる形式のバトルになります。 

 さらに最大の違いは審査員の顔ぶれ。そこに同特番に限らずフジテレビの『ものまね王座決定戦』シリーズなども含めたモノマネ番組の現在地点と今後の行方がうかがえます。 

 今回の変化にはどのような背景があり、モノマネ番組にはどんな未来が待ち受けているのでしょうか。 

審査員にAIとベテランを起用 

『モノマネMONSTER』の「“初代モノマネ国宝”を決める」というコンセプトは、映画『国宝』の大ヒットに乗っかったものであることは明白であり、そこに大した意味はないでしょう。 

 最初のポイントは、「歌ネタ部門、しゃべくり部門、ショート部門はわかるとしても、なぜ単独アーティストをピックアップしたMrs. GREEN APPLE部門と桑田佳祐部門があるのか」でしょう。 

 その背景にあるのが「モノマネ界に革新をもたらす」と掲げた“AI採点”の導入。本人のデータを学習させたAIがモノマネ芸人の歌唱を分析し、「いかに本人の歌声を再現できているか」という基準での審査が明かされています。その上で今最も人気があるMrs. GREEN APPLEと、モノマネがうまい人の層が厚い桑田佳祐さんが選ばれたのは、視聴率獲得が重要なゴールデン特番では自然な流れでしょう。 

 さらに審査員の変化はAIだけではありません。これまで『モノマネMONSTER』の審査員は“10代から50代の100人の一般人”が行っていましたが、今回発表されたのは、栗田貫一さん、神奈月さん、原口あきまささん、ホリさん、綾小路翔さん(氣志團)の5人。「モノマネをこよなく愛するアーティスト代表」という綾小路翔さんを除く4人は現役バリバリのベテランモノマネ芸人であることに気づかされます。 

「レジェンド級のベテランが若手・中堅の新たなスターを審査する」という図式はお笑い賞レースの『M-1グランプリ』や『キングオブコント』と同様であり、これまでにないガチンコムードが漂っています。 

 そこで思い出されるのが、2022年にYouTubeで発せられた原口あきまささんのコメント。当時、「告発」などとも言われた強烈なコメントが今回につながっていたのです。 

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