芸能

TBSも特別扱い? 野村萬斎の娘・野村彩也子アナに漂う大物感

大物2世アナの誕生か(写真/ロケットパンチ)

TBSの新人・野村彩也子アナ(写真/ロケットパンチ)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、TBSの新人・野村彩也子アナウンサー(23才)について。

 * * *
「ミスコンのファイナリスト」はマスト。昨今は「元・読者モデル」「元・タレント」「元・アイドル」といったプロフィールも珍しくなくなった在京局の女性アナウンサーたち。

 加えて稀に「大物二世」というのもいるのだけれど、あの高橋真麻でさえ、フジテレビの新人アナ時代にはそれを前面に出すことはなかったような……。まぁ、彼女の場合、それ以上に尋常ではない歌唱力のほうで売っていたのだが。

 そのフジテレビでいうと、春から『とくダネ!』のMCになることが発表された永島優美アナも「大物二世」と言える。元サッカー日本代表で、『FNNスーパーニュース』のスポーツ担当として、激しく噛むことを安藤優子キャスターに度々ツッコまれていた「永島昭浩氏の娘さん」である。だが、それよりは、高いアナウンス力やエキゾチックなルックスなどで「すごくイイ子が入ってくれるらしい」と内定時から局内で大評判だったものである。

 だが、“初鳴き”のときから漏れなく「野村萬斎の娘」として大々的に紹介されるのが、TBS入社1年目の野村彩也子(のむら・さやこ)アナだ。「ミス慶應SFCコンテスト2018」でグランプリに選ばれたり、父や弟の野村裕基と共に出演した「KUMON」のCMは記憶に新しい。当時から愛らしいルックスも評判だったのは確か。

 同期が男性の齋藤慎太郎アナ一人だというのも野村アナへの“チヤホヤ”が止まらない要因だ。

 近年、TBSの女性アナウンサーは人材が豊富で、実力や美貌のみならず、キャラ立ちタイプも少なくない。“先輩”という余裕から、野村アナに対する“ザワつき”がないことを願いたい。

萬斎氏が五輪の演出から外れてTBSはガッカリ?

 とにかく、“イマドキ”の女性アナウンサーとして、これ以上ないほどの要素を兼ね備えている野村アナなのだが、同僚(特に先輩男性アナや局内外の男性スタッフ)が「お父様」の話題を出しすぎるきらいがあるのだ。

 野村萬斎氏が東京オリンピック・パラリンピックの開会式・閉会式の演出統括だから…と考えるのは私だけだろうか。

 が、御存知のように、昨年12月22日、総合演出チームは解散。2017年の就任会見で「シンプルかつ和の精神に富んだものにしたい」「機知に富んだ手法、発想を、デジタルなものを含めて遺憾なく発揮したい」としていた野村氏の想いは、佐々木宏氏に継がれた。

 私が野村アナの採用担当だったとしたら、この時点でものすごくガッカリしたと思う。開閉会式演出統括者の娘がウチにはいる。中継時、“いいこと”があるのではないか…と考えた人がゼロだったとは考えにくい。

 ちなみにTBSにはスキージャンプの高梨沙羅選手の兄・寛也さんがいて、数字をもっている妹・沙羅選手と『ぴったんこカン・カン』で共演している。寛也さんはスポーツ局に所属しているようなので、記者と選手として、2022年北京オリンピックでの兄妹共演が期待できる。これと酷似したケースが、野村萬斎氏と野村彩也子アナではなかったか。

 この数日、彼女を頻繁に見る機会があった。まずは22日オンエアの『ぴったんこカン・カン』だ。TOKIOの長瀬智也主演『俺の家の話』初回直前ということで、長瀬や桐谷健太、永山絢斗、江口のりこがスタジオに。VTRで戸田恵梨香が出演するという豪華な布陣の中に、まるで新人女優であるかのように振る舞う野村アナの姿があった。

長瀬智也も「野村さんのご自宅も…」と“逆質問”

 2度目の緊急事態宣言下で番組が得意とするグルメロケには出られず、グリーンバックのクロマキーの背景を頻繁にチェンジしながら、テイクアウトやデリバリーした品を各自が“レンチン”して食すというひとときだ。

関連記事

トピックス

都内の人気カフェで目撃された田中将大&里田まい夫妻(時事通信フォト/HPより))
《ファーム暮らしの夫と妻・里田まい》巨人・田中将大が人気カフェデートで見せた束の間の微笑…日米通算200勝を目前に「1軍から声が掛からない事情」
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト)
《横綱昇進》祖父が語る“怪物”大の里の子ども時代「生まれたときから大きく、朝ご飯は2回」「負けず嫌いじゃなかった」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヤクザが路上で客引きをしていた男性を脅すのにトクリュウを呼んで逮捕された(時事通信フォト)
《ヤクザとトクリュウの上下関係が不明に》大阪ミナミでトクリュウを集めて客引き男性を脅して暴力団幹部が逮捕 この事件で”用心棒”はどっちだったのか 
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト))
《地元秘話》横綱昇進の“怪物”大の里は唯一無二の愛されキャラ「トイレにひとりで行けないくらい怖がり」「友達も多くてニコニコしてかわいい子だったわ」
NEWSポストセブン
ミスタープロ野球として、日本中から愛された長嶋茂雄さんが6月3日、89才で亡くなった
長島三奈さん、自身の誕生日に父・長嶋茂雄さんが死去 どんな思いで偉大すぎる父を長年サポートし続けてきたのか
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
金髪美女インフルエンサー(26)が “性的暴力を助長する”と批判殺到の「ふれあい動物園」企画直前にアカウント停止《1000人以上の男性と関係を持つ企画で話題に》
NEWSポストセブン
逮捕された波多野佑哉容疑者(共同通信)。現場になったラブホテル
《名古屋・美人局殺人》「事件現場の“女子大エリア”は治安が悪い」金髪ロングヘアの容疑者女性(19)が被害男性(32)に密着し…事件30分前に見せていた“親密そうな様子”
NEWSポストセブン
東京・昭島市周辺地域の下水処理を行っている多摩川上流水再生センター
《ウンコは資源》排泄大国ニッポンが抱える“黄金の資源”を活用できてない問題「江戸時代の取引金額は10億円前後」「北朝鮮では売買・窃盗の対象にも」
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン