YESが10個……骨の髄まで差別体質。もはや手の打ちようはないかも。
YESが7~9個……かなり根深い差別体質。徹底的な体質改善が必要です。
YESが4~6個……ちょっと危険な差別体質。今自覚できたのは幸いです。
YESが3個以下……とりあえずは大丈夫。ただし油断や慢心は禁物です。
どんな結果だったとしても、とりあえず自分と向き合うきっかけにしていただけたら幸いです。もちろん、科学的な根拠はカケラもありません。ただ、それぞれの項目に込めた意図は多少あります。蛇足ではありますが、ひと言ずつご説明いたしましょう。
【1】あの発言を聞いて「まったく、これだからジジイ世代は」と思った
「ジジイ世代」という括りで批判するのは、「これだから女は」「これだから○○人は」と差別するのと同じこと。差別しながら差別を批判するのは、単なる罵倒です。
【2】「話が長いのはむしろ男性のほうだ!」と声を大にして反論したい
比較の問題ではないし、客観的にどっちが長いという問題でもありません。それはお互いの理解を深めるための反論ではなく、揚げ足を取って対立を煽るための反論です。
【3】自分があの場にいたら、もちろん即座に立ち上がって抗議している
それがいかに難しいかや、自分の中にもそうできない弱さがあるという認識すらないおめでたい人は、自分の中の差別意識にもきっと気づくことはできません。
【4】森会長が叩かれているのは、ホンネを口に出してしまったからだ
口に出したことはもちろんですが、本当に批判を受けたのはそのホンネ自体です。謝罪にならない「謝罪会見」をした森氏と同じぐらい、問題点がわかっていません。
【5】会議で積極的に発言するヤツは「空気が読めないタイプ」が多い
これも、森氏と同じぐらい、会議の役割や意味がわかっていません。ただ、どうやら世の中では、こう思っている人や、こういう前提での会議が「多数派」です。