芸能

三浦春馬さんが亡くなる直前に見せた、大河主演・吉沢亮への優しさ

2020年3月、ひとりでラーメン店に出かけた吉沢

2020年3月、ひとりでラーメン店に出かけた吉沢

 ロケットスタートを誰よりも喜んでいるのは、天国の彼かもしれない。吉沢亮(27才)が主演するNHK大河ドラマ『青天を衝け』の初回(2月14日放送)平均視聴率が20%に達した。20%の大台に乗るのは、綾瀬はるか(35才)が主演した『八重の桜』(2013年)以来の快挙だ。

 だが、撮影がクランクインした7月下旬、吉沢は撮影はおろか、平常心を保つことさえ難しい時期だった。所属事務所の先輩である三浦春馬さん(享年30)の突然の訃報が日本中を駆け巡った直後のことだったからだ。

「吉沢さんは三浦さんが亡くなったことでかなりショックを受けていました。ただの事務所の先輩後輩というだけでなく、プライベートで2人で食事をしたり、演技論を交わすなど、親しい間柄だったんです」(芸能関係者)

 ことあるごとに三浦さんは吉沢を目にかけた。

「三浦さんは剣術の指導を行う師匠について長年稽古をしていました。大河の主役が吉沢さんに決まったとき、師匠に“うちの若き宝をよろしくお願いいたします”と伝えていたんです。亡くなる1週間前のやりとりだったといいます。

 吉沢さんは、それほど口数が多い方ではありませんし、人見知りもするタイプです。ですから芸能界入りしてからも友達が増えず、同世代の役者と交流することもなく、休みの日にはひとり、自宅でゲームをしていることも多かったようです。生活についても決して派手ではなく、芸能人にしてはこじんまりとしたワンルームの部屋に住み続けているようなところがあるんです」(前出・テレビ局関係者)

 売れっ子になってもなお、背伸びしない暮らしを好んだ吉沢は、映画『銀魂』や『キングダム』、NHKの朝ドラ『なつぞら』で存在感を高めてからも、遊び相手は地元の友達が中心だったという。

「地元は東京の昭島市。都心から離れた郊外の緑豊かな場所です。小学3年生から中学3年生までずっと同じ女の子を好きで、でも吉沢くんの親友がその女の子とつきあっていたから黙っていたそうなんです。仮につきあっていなかったとしても、自分から告白するタイプじゃないから、恋は実っていなかったかも(笑い)」(吉沢の知人)

 そうした素朴さが、生き馬の目を抜く芸能界に慣れるまでに時間を要したのだろうか。子役から芸能界で活躍してきた三浦さんは放っておけなかったようだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚することがわかった
女優・趣里の結婚相手は“結婚詐欺疑惑”BE:FIRST三山凌輝、父の水谷豊が娘に求める「恋愛のかたち」
NEWSポストセブン
タレントで医師の西川史子。SNSは1年3ヶ月間更新されていない(写真は2009年)
《脳出血で活動休止中・西川史子の現在》昨年末に「1億円マンション売却」、勤務先クリニックは休職、SNS投稿はストップ…復帰を目指して万全の体制でリハビリ
NEWSポストセブン
中川翔子インスタグラム@shoko55mmtsより。4月に行われた「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート2025」には10周年を皆勤賞で参加し、ラプンツェルの『自由への扉』など歌った。
【速報・中川翔子が独立&妊娠発表】 “レベル40”のバースデーライブ直前で発表となった理由
NEWSポストセブン
『ザ・ノンフィクション』に出演し話題となった古着店オーナー・あいりさん
〈一緒に働いている男性スタッフは彼氏?〉下北沢の古着店社長・あいりさん(20)が明かした『ザ・ノンフィクション』の“困った反響”《SNSのルックス売りは「なんか嫌」》
NEWSポストセブン
“凡ちゃん”こと大木凡人(ぼんど)さんにインタビュー
「仕事から帰ると家が空っぽに…」大木凡人さんが明かした13歳年下妻との“熟年離婚、部屋に残されていた1通の“手紙”
NEWSポストセブン
太田基裕に恋人が発覚(左:SNSより)
人気2.5次元俳優・太田基裕(38)が元国民的アイドルと“真剣同棲愛”「2人は絶妙な距離を空けて歩いていました」《プロアイドルならではの隠密デート》
NEWSポストセブン
『ザ・ノンフィクション』に出演し話題となった古着店オーナー・あいりさん
《“美女すぎる”でバズった下北沢の女子大生社長(20)》「お金、好きです」上京1年目で両親から借金して起業『ザ・ノンフィクション』に出演して「印象悪いよ」と言われたワケ
NEWSポストセブン
奈良公園で盗撮したのではないかと問題視されている写真(左)と、盗撮トラブルで“写真撮影禁止”を決断したある有名神社(左・SNSより、右・公式SNSより)
《観光地で相次ぐ“盗撮”問題》奈良・シカの次は大阪・今宮戎神社 “福娘盗撮トラブル”に苦渋の「敷地内で人物の撮影一切禁止」を決断 神社側は「ご奉仕行為の妨げとなる」
NEWSポストセブン
“凡ちゃん”こと大木凡人(ぼんど)さんにインタビュー
《“手術中に亡くなるかも”から10年》79歳になった大木凡人さん 映画にも悪役で出演「求められるのは嬉しいこと」芸歴50年超の現役司会者の現在
NEWSポストセブン
花の井役を演じる小芝風花(NHKホームページより)
“清純派女優”小芝風花が大河『べらぼう』で“妖艶な遊女”役を好演 中国在住の実父に「異国まで届く評判」聞いた
NEWSポストセブン
第一子を出産した真美子さんと大谷
《デコピンと「ゆったり服」でお出かけ》真美子さん、大谷翔平が明かした「病院通い」に心配の声も…出産直前に見られていた「ポルシェで元気そうな外出」
NEWSポストセブン
2000年代からテレビや雑誌の辛口ファッションチェックで広く知られるようになったドン小西さん
《今夏の再婚を告白》デザイナー・ドン小西さんが選んだお相手は元妻「今年70になります」「やっぱり中身だなあ」
NEWSポストセブン