皇室にとって天皇の言葉は何よりも重い(時事)
それなのに、このところ皇室の話題といえば眞子内親王の結婚問題ばかり。しかも、小室家の金銭トラブルから生じた国民の疑念が、次第に秋篠宮家のありようや、慣例として決まっている結婚一時金の是非にまで広がってしまった。国民と共にある皇室を目指す天皇にとって、もはやこの問題は皇室そのものの重大事になっているのだろう。
メディアはスルーした天皇発言だが、当の眞子内親王はその重さを痛感したようだ。
「眞子さまの心にはかなり響いたようで、焦っていると聞きます。これまで天皇皇后はお祝いしてくれていたのに、誕生日にこんな発言をさせてしまったという自責の念でしょう。宮内庁関係者は、これから眞子さまの行動に変化があるだろうと注目しています。これまでは小室さんにボールが投げられていた状態ですが、今度は眞子さま自身に課題が突き付けられていますから、天皇発言の重大性をどのように小室さんに伝え、彼がどう解釈して、どんな答えを出すのか。天皇の言葉ですから、もう逃げることはできませんが、宮内庁内には、小室さんが眞子さまを困らせるような態度に出ないか心配する声もあります」(同前)
これまで小室氏に対しては、秋篠宮皇嗣や西村泰彦・宮内庁長官から国民への説明責任を果たすよう要請されてきたが、小室氏は今のところ応じていない。ついに天皇からそれを求められるという事態にまでなったことをどう受け止め、眞子内親王の説得にどう応えるか、いよいよ身の処し方が問われる局面に立たされている。