ライフ

「いい子」は、ほめ言葉にあらず 子供に言ってはいけないNGワード

aa

“いい子”という言葉をつい多用しがちだが…

 コロナ禍でストレスが多いこのご時世。大人はもちろん、子供たちも自由に遊ぶことができず。鬱憤をためている。そんななか、思わず強い言葉で子供を叱りつけてしまう親もいるだろう。しかし、そういった言葉が子供を傷つけてしまうのだ。

 そこで、ついつい子供に言ってしまいがちな“不機嫌ワード”をどう変換すいればいいのか、具体例を紹介する。

参考資料/大場美鈴 著『楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』(あさ出版)

絶対NG! 呪いの声かけ

【よその子との比較は絶対にしないこと!】
Before「〇〇ちゃんは成績がよくてすごいわね。うちの子なんて……」

After「〇〇ちゃんは勉強が楽しいのね」

 相手の子をほめつつ、「うちの子なんて」と卑下する"忖度会話"を大人はしがちだが、親は謙遜のつもりでも、それを聞いた子供は落ち込んでしまう。『楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』の著者で“うちの子専門家”の大場美鈴が説明する。

「上手下手といった能力の比較ではなく、好き・楽しいなどの気持ちに目を向けた言い方へ変換するのがおすすめです」(大場さん・以下同)。

【「いい子」はほめ言葉にあらず!】
Before「お手伝いしてくれて、いい子ね」

After「お手伝いしてくれて、ありがとう」

「いい子とは、“親にとって都合のいい子供”という意味。多用すると子供は、“親の言うことを聞くいい子でなければ愛してもらえない”と、自分の心を殺して頑張りすぎてしまいます。それよりも、取った行動に対して感謝し、失敗しても大丈夫、愛しているという姿勢を伝えましょう」

関連記事

トピックス

高校時代の安福久美子容疑者(右・共同通信)
《「子育ての苦労を分からせたかった」と供述》「夫婦2人でいるところを見たことがない」隣人男性が証言した安福容疑者の“孤育て”「不思議な家族だった」
活動再開を発表した小島瑠璃子(時事通信フォト)
《輝く金髪姿で再始動》こじるりが亡き夫のサウナ会社を破産処理へ…“新ビジネス”に向ける意気込み「子供の人生だけは輝かしいものになってほしい」
NEWSポストセブン
中国でも人気があるキムタク親子
《木村拓哉とKokiの中国版SNSがピタリと停止》緊迫の日中関係のなか2人が“無風”でいられる理由…背景に「2025年ならではの事情」
NEWSポストセブン
トランプ米大統領によるベネズエラ攻撃はいよいよ危険水域に突入している(時事通信フォト、中央・右はEPA=時事)
《米vs中ロで戦争前夜の危険水域…》トランプ大統領が地上攻撃に言及した「ベネズエラ戦争」が“世界の火薬庫”に 日本では報じられないヤバすぎる「カリブ海の緊迫」
週刊ポスト
ケンダルはこのまま車に乗っているようだ(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
《“ぴったり具合”で校則違反が決まる》オーストラリアの高校が“行き過ぎたアスレジャー”禁止で波紋「嫌なら転校すべき」「こんな服を学校に着ていくなんて」支持する声も 
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《12月1日に24才のお誕生日》愛子さま、新たな家族「美海(みみ)」のお写真公開 今年8月に保護猫を迎えられて、これで飼い猫は「セブン」との2匹に 
女性セブン
新大関の安青錦(写真/共同通信社)
《里帰りは叶わぬまま》新大関・安青錦、母国ウクライナへの複雑な思い 3才上の兄は今なお戦禍での生活、国際電話での優勝報告に、ドイツで暮らす両親は涙 
女性セブン
東京ディズニーシーにある「ホテルミラコスタ」で刃物を持って侵入した姜春雨容疑者(34)(HP/容疑者のSNSより)
《夢の国の”刃物男”の素顔》「日本語が苦手」「寡黙で大人しい人」ホテルミラコスタで中華包丁を取り出した姜春雨容疑者の目撃証言
NEWSポストセブン
石橋貴明の近影がXに投稿されていた(写真/AFLO)
《黒髪からグレイヘアに激変》がん闘病中のほっそり石橋貴明の近影公開、後輩プロ野球選手らと食事会で「近影解禁」の背景
NEWSポストセブン
秋の園遊会で招待者と歓談される秋篠宮妃紀子さま(時事通信フォト)
《陽の光の下で輝く紀子さまの“レッドヘア”》“アラ還でもふんわりヘア”から伝わる御髪への美意識「ガーリーアイテムで親しみやすさを演出」
NEWSポストセブン
ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン