国内

福岡5歳餓死事件 容疑者2人が入会していた創価学会の見解は

碇利恵容疑者は赤堀容疑者に勧められて入会していたという(写真/共同通信社)

碇利恵容疑者は赤堀容疑者に勧められて入会していたという(写真/共同通信社)

 福岡県篠栗町のマンションで昨年4月、5歳の男児が餓死した事件で、福岡県警が3月2日に保護責任者遺棄致死の容疑で逮捕したのは男児の母親・碇利恵容疑者(39)と、“ママ友”の赤堀恵美子容疑者(48)だった。

 亡くなった男児は碇容疑者の三男・翔士郎ちゃんで、体重は同年代の半分、約10kgしかなかった。赤堀容疑者は創価学会員であることを広言しており、碇容疑者も赤堀容疑者に勧められて入会していたと言われる。

 赤堀容疑者は碇容疑者の夫の浮気や、幼稚園の他の保護者とのトラブルをでっちあげ、浮気調査や示談金などの名目で生活費のほとんどを騙し取っていたという。

 今回の事件を創価学会はどのように受け止めているのか。古参の幹部学会員が明かす。

「容疑者2人が学会員だと報道されたため、我々も調べました。確かに20年ほど前に、福岡県で周囲から金を借りまくっているという会員(赤堀容疑者の実家)について地域から『困っているから本部で何とかならないか』という声が上がり、処分する方向で検討されていた。

 だが、一家の行方が分からなくなった。一定期間連絡が取れなくなった会員は資格が失われるため、(赤堀の)一家も今は会員ではないという認識です。行方がわからないので通知ができておらず、父親は退会させられたことを知らないのだと思われます。赤堀は、結婚で姓も変わっていることもあって入会できたのでしょう」

 創価学会に事実確認と、2人の学会員によって起きた事件についての見解を求めると、こう答えた。

「会員か否かのご質問には、お答えしておりません。なお、会員の懲戒について、創価学会会則に、以下の通り定めています。『第78条 この会は、会員としてふさわしくない言動をした会員に対し、その情状に応じ、戒告、活動停止または除名の処分を行なうことができる』」(広報室)

関連キーワード

関連記事

トピックス

インフルエンサーの景井ひなが愛犬を巡り裁判トラブルを抱えていた(Instagramより)
《「愛犬・もち太くん」はどっちの子?》フォロワー1000万人TikToker 景井ひなが”元同居人“と“裁判トラブル”、法廷では「毎日モラハラを受けた」という主張も
NEWSポストセブン
兵庫県知事選挙が告示され、第一声を上げる政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏。2024年10月31日(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志容疑者、14年前”無名”の取材者として会見に姿を見せていた「変わった人が来るらしい」と噂に マイクを持って語ったこと
NEWSポストセブン
千葉ロッテの新監督に就任したサブロー氏(時事通信フォト)
ロッテ新監督・サブロー氏を支える『1ヶ月1万円生活』で脚光浴びた元アイドル妻の“茶髪美白”の現在
NEWSポストセブン
ロサンゼルスから帰国したKing&Princeの永瀬廉
《寒いのに素足にサンダルで…》キンプリ・永瀬廉、“全身ブラック”姿で羽田空港に降り立ち周囲騒然【紅白出場へ】
NEWSポストセブン
騒動から約2ヶ月が経過
《「もう二度と行かねえ」投稿から2ヶ月》埼玉県の人気ラーメン店が“炎上”…店主が明かした投稿者A氏への“本音”と現在「客足は変わっていません」
NEWSポストセブン
自宅前には花が手向けられていた(本人のインスタグラムより)
「『子どもは旦那さんに任せましょう』と警察から言われたと…」車椅子インフルエンサー・鈴木沙月容疑者の知人が明かした「犯行前日のSOS」とは《親権めぐり0歳児刺殺》
NEWSポストセブン
10月31日、イベントに参加していた小栗旬
深夜の港区に“とんでもないヒゲの山田孝之”が…イベント打ち上げで小栗旬、三浦翔平らに囲まれた意外な「最年少女性」の存在《「赤西軍団」の一部が集結》
NEWSポストセブン
スシローで起きたある配信者の迷惑行為が問題視されている(HP/読者提供)
《全身タトゥー男がガリ直食い》迷惑配信でスシローに警察が出動 運営元は「警察にご相談したことも事実です」
NEWSポストセブン
「武蔵陵墓地」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月10日、JMPA)
《初の外国公式訪問を報告》愛子さまの参拝スタイルは美智子さまから“受け継がれた”エレガントなケープデザイン スタンドカラーでシャープな印象に
NEWSポストセブン
モデルで女優のKoki,
《9頭身のラインがクッキリ》Koki,が撮影打ち上げの夜にタイトジーンズで“名残惜しげなハグ”…2027年公開の映画ではラウールと共演
NEWSポストセブン
2025年九州場所
《デヴィ夫人はマス席だったが…》九州場所の向正面に「溜席の着物美人」が姿を見せる 四股名入りの「ジェラートピケ浴衣地ワンピース女性」も登場 チケット不足のなか15日間の観戦をどう続けるかが注目
NEWSポストセブン
「第44回全国豊かな海づくり大会」に出席された(2025年11月9日、撮影/JMPA)
《海づくり大会ご出席》皇后雅子さま、毎年恒例の“海”コーデ 今年はエメラルドブルーのセットアップをお召しに 白が爽やかさを演出し、装飾のブレードでメリハリをつける
NEWSポストセブン