「竹島ゲーム」も嘘の歴史のプロパガンダの道具になっている

「竹島ゲーム」も嘘の歴史のプロパガンダの道具になっている

 韓国では、国定教科書でも慰安婦問題が大きく扱われているが、そこでは「朝鮮と台湾および占領地域の10万人から20万人に達する女性を甘言と暴力によって連行した」などと記述されている。事実は全く異なり、旧日本軍が慰安婦たちを連行した記録はなく、慰安婦集めをしていたのは主に韓国人の女衒たちだったことがわかっている。また慰安婦の数は3万人程度で、うち7割が日本人だったことも記録に残っている。さらに、河氏が指摘したように、元慰安婦たちの証言は二転三転し、多くは史実と異なることが判明している。史料や裁判で明らかになったそれらの事実を無視して反日教育を続けていることと、ゲームやおもちゃを通じて事実と異なる“歴史”を浸透させようとしていることは表裏一体なのだ。

「慰安婦を題材にした映画やアート、小説、グッズなどを仕掛ける人たちは、元慰安婦の痛みや傷を食い物にしている面があります。自分たちが評価されたい、お金を儲けたいという我欲が透けてしまっている。今の韓国社会では、たとえ史実と異なっていても、慰安婦問題を扱えば正義という風潮があり、そうした我欲を満たしてくれる構造や環境ができあがっています」(河氏)

伊藤博文を暗殺する場面をテーマにしたブロック

伊藤博文を暗殺する場面をテーマにしたブロック

 週刊ポストの特集では、ほかにも「伊藤博文暗殺ブロック」や「安倍前首相を犬に噛ませるマスコット」なども紹介している。文大統領の言葉が空論だと言われてしまうのも無理はない隣国の事情がよくわかる。

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