ウィル・スミスとのツーショット(山下の公式Instagramより)
最近では、旧知のスタッフの顔も立てたい山下さんが、お母さんと仕事のことで対立することもあるようですが、最終的には山下さんがすべて折れる格好になってしまっています」(前出・芸能関係者)
芸能界では、特に独立直後は、どんな仕事を受けてどんな仕事を受けないか、また、仕事を受けた後の対応など、細かな判断をひとつでも誤ると、その後の立ち位置が大きく揺るがされる。
すでに、その危うさを懸念する声も聞かれている。
「もともとはウエストブルックと話を進めていた仕事なのに、あるときから窓口が突然、山下さんの個人事務所に移ることもありました。2月に設立したファンクラブの収益もすべてその会社に入る。そんなことが続くので、一枚岩じゃないと感じていましたが、関係者から、この3月でウエストブルックとの契約は終えるようだと聞きました。最終的には血縁を優先したのでしょうね」(前出・広告代理店関係者)
ウエストブルック社に問い合わせたところ、「山下のマネジメントに関しましては、正式に個人事務所でやることが確定しましたので個人事務所の方へご連絡をお願いします」とだけ、回答があった。
“尊敬できる友人”とまで山下が語ったウィル・スミス。彼がハリウッドへの水先案内人だったことは間違いないだろう。その事務所との関係性を失ってまで守りたかった家族愛とはどのようなものだったのだろうか。個人事務所の担当者にマネジメントの経緯を聞いたが、期日までに回答はなかった。今後の山下だが、
「設立した個人事務所には経験豊富なスタッフがいません。彼に必要な国内外の芸能マネジメント経験者で、母と妹と歩調を合わせられる人、という条件の人材を確保するのは簡単ではないでしょう」(前出・芸能関係者)
というから前途は多難だ。独立して自由になる。山下は、その自由と向き合う難しさをいま、ひしひしと感じているのかもしれない。
※女性セブン2021年4月8日号
プライベートスタイルも完璧
独立後はどんな活躍を見せるのか
笑みを見せる山下
独立後も何かと話題の山下