(ロケットパンチ)

これまで数々の番組で体を張ってきた(写真/ロケットパンチ)

 華やかに見えるテレビ業界も、一歩裏に回れば“火の車”といったところか。だからこそ、“骨を埋める”というのは1つの有力な選択肢のようだ。

「水卜アナが目指すべきロールモデルは、テレビ朝日の大下容子アナやテレビ東京の大江麻理子アナでしょう。大下アナは、アイドル的なもてはやされ方をしたことはありませんが、報道番組でもバラエティー番組でも安心して見られる女子アナとして着実に評価を高め、役員にまで上り詰めました。現在は、局アナとしては極めて異例の、自身の名前を冠した『大下容子ワイド!スクランブル』も担当。女子アナの人生プランの1つの理想を体現しています。

 一方の大江アナも、局アナとして着実にステップアップしている女子アナのひとりです。『モヤモヤさまぁ~ず2』で人気が爆発した彼女ですが、本人は報道への意識が強く、『モヤさま』を辞めてニューヨークに転勤。帰国後は『ワールドビジネスサテライト』のメインキャスターに就任し、報道の最前線でバリバリと活躍しています」(キー局関係者)

 水卜アナも日テレ内で昇進を狙うという道もあるのだ。

「日テレ局内には、水卜アナを囲む『水卜会』という派閥が存在するほど、後輩アナから慕われていますし、上層部も、好感度抜群の彼女がフリーに転身しないように必死に引き止め工作を行っているほどで、評価は最高クラスです。

 最近で言えば、田中みな実や鷲見玲奈はフリーに転身して成功しましたが、宇垣美里は苦戦しており、小川彩佳や加藤綾子は担当番組が低視聴率で打ち切りの噂が絶えません。局アナでい続ける限り、同年代の会社員よりはるかに高い収入は約束されますし、局内外での評価を高めればいずれは役員になるという目もある。堅実な道を目指すなら、フリー転身するよりも局アナでいるほうが賢いのかもしれません」(前出・キー局関係者)

『ヒルナンデス』→『スッキリ』→『ZIP』と、人気情報番組を次々と担当し、人気も知名度も向かうところ敵なし。「人気女子アナ=フリー転身」の常識は、過去のものになりつつあるのかもしれない。

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