小比類巻氏の持つミットに打撃練習

小比類巻貴之氏の持つミットに打撃練習

 格闘技の練習を本格的に初めてから、まだ2か月ほど。現時点で年末のRIZIN出場などについては何1つ決まっていない。

「まだ実力不足なのはわかっています。ただ、根拠のない自信も含めて、徐々に感覚を掴んできているとは思っています。とにかく、まずは4月16日の試合に勝って、コイツをRIZINに出したら面白いと思わせるような試合にできれば。

 39歳でJリーガーを目指したときと一緒で、43歳でリングに立とうなんてバカじゃないかって言われても当然です。ただ、挑戦することで『安彦、頑張ってるな。オレも明日から頑張ろう!』と思ってくれる人がいれば、ボクは徹底的にファイティングスピリットを見せて命がけでやるだけです」

 もちろん、やる以上は弱かったら話にならない。その点ではサッカー選手だったとき以上に結果にはこだわりたいと安彦は続けた。

 Y.S.C.C横浜在籍時同様、安彦はいまも神奈川県相模原市の実家からトレーニングに通う日々。週5日は、前出の小比類巻氏のほか、現役K-1ファイターの愛鷹亮氏、Jリーガーを目指したときからお世話になっている元メジャーリーガーの岩隈久志氏が共同オーナーを務めるスポーツジム「IWA ACADEMY」で指導を受け、サッカー選手から格闘家への肉体改造を行っている。

「格闘系トレーニングは小比類巻さんのところで、愛鷹くんのところでは主に筋トレ。あとは、サッカー選手だった頃からお世話になっているトレーナーの方に下半身強化などをサポートしてもらっています。サッカーは45分ハーフですが、こんどの試合は1ラウンド2分。時間は短くなりましたが、一瞬一瞬手を抜けないという意味ではこっちの方がしんどいかも。サッカーだと途中でサボれる時間帯もありますが、格闘技は少しの油断も許されないですから」

 3月には神奈川県内で一泊二日の小比類巻道場の合宿にも参加し、スパーリングなど実践的な練習もハードにこなしてきた。

「こぶしを交えるって、すごく刺激的で生きている感じがしますよね。合宿では初対面の人も多かったですが、本気でこぶしを交えたことで不思議な信頼関係や絆が生まれたというか。もちろん、サッカーをやってきたからいまがあるのは間違いないんですが、最近は自分が本当にJリーガーだったのかなって思うほど格闘技に向いているかもって思ったりしています(笑い)」

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