ワークショップで遠山さんからアドバイスを受けられる美智子さま。上皇后になられてから初めての音楽祭だった(2019年8月、群馬県・草津市=撮影/JMPA)

ワークショップで遠山さんからアドバイスを受けられる美智子さま。上皇后になられてから初めての音楽祭だった(2019年8月、群馬県・草津市=撮影/JMPA)

「遠山さんは今年2月頃から脳腫瘍の症状に悩み、治療を続けてきたそうです。美智子さまは電話でお見舞いの言葉をかけられたり、ご自身も悩まれている指のこわばりなどについてお話しをされていたそうです。ただ、こうした時期ですから、直接、お会いすることはどうしてもかなわなかった」(前出・皇室関係者)

 コロナをいくら恨んでも仕方のないことかもしれない。でも、親しい友人と会えない、友人が病に伏していると聞いても顔を見て励ますこともできない。美智子さまの苦悩と孤独はいかばかりだっただろうか。

「遠山さんの訃報が届き、深い悲しみのあまり、美智子さまは“15分だけでも”と外出を決断されました。遠山さんの東京・青山の自宅へ弔問に訪れられたのです。再会がかなわなかったことを、どれほど悔やんでおられたことでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 訃報を受け、美智子さまは仙洞仮御所のピアノに向かい、遠山さんとの思い出の曲をしばらく弾かれていたという。

※女性セブン2021年4月22日号

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