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ママ友に“支配される側”は、調和を大切にするため流されやすい

「Aが多い人は、人への支配欲が強いタイプ。Bが多い人は、人に支配されがちなタイプといえます」

 とは、テストを監修した、ゆうきゆうさんはそう話す。

「Aが多い人は、いわゆるボスママタイプ。明るく行動的だと自他ともに認めているタイプですが、実は自信がない人に多いんです。人の役に立って称賛を浴びたい、人より上に立って安心したいなどの思いから、中心に立って行動してしまう傾向があります」(ゆうきさん)

 ほかのママ友にとっては、ありがた迷惑なことまでしがちで、気がつけば敵をつくっていることも。ボスママというと、ほかのママたちよりも立場が上の“いじめっ子”のイメージがあるかもしれないが、必ずしもそういうわけではなく、調子に乗って“専制政治”を敷けば反旗を翻され、立場を追われる危険性もあるのだ。

「一方でBが多い人は、いわゆる“いい人”。意見も行動も周囲に合わせがちで、嫌とは言えないので、面倒な役割を押しつけられることが多いですね」(ゆうきさん)

 AとBがほぼ同数という人は、バランスのいいタイプで、どちらかに偏ることなく適切な距離感で関係を築けるタイプともいえる。とはいえ、状況によっては、どちらにもなり得る可能性があるという。

「ママ友トラブルは主に、グループ間のパワーバランスが偏ることで起こります。そのため、自分や周りのタイプをあらかじめ知っておくだけでも、余計な摩擦を避けられます」(ゆうきさん)

 たとえば自分がAタイプなら、相手を言いなりにしたいという欲求を自覚し、自分の意見をごり押ししていないか、冷静に考えるだけでも、言動が改善されるという。逆にBタイプならば、「これ以上踏み込まれたら嫌だ」という境界線を決め、侵害されたときはハッキリ嫌だと言うことが大切だ。

取材・文/前川亜紀 イラスト/カツヤマケイコ

※女性セブン2021年4月22日号

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