福岡5才児餓死事件(2021年)
ママ友の影響で、息子を死に至らしめた碇被告(写真/共同通信社)
今年3月、福岡県篠栗町の無職・赤堀恵美子被告(48才)が、保育園で知り合ったママ友の碇利恵被告(39才)の生活を支配し、結果として、碇被告の三男・翔士郎くん(当時5才)を餓死させた事件。
赤堀被告と碇被告が知り合ったのは2018年頃。以来、架空のトラブルをでっち上げて碇被告をマインドコントロール。
碇被告の夫が不倫をしていると嘘を吹き込んで離婚までさせた。赤堀被告は、孤立した碇被告の理解者のようにふるまい、生活保護費などで得た金銭を碇被告に要求。
その総額は1000万円を超えるという。碇被告と3人の子供たちは、赤堀被告の指示通りに、食事を極度に減らされた結果、最悪の事態を迎えてしまった。
これらは極端な例かもしれない。しかし、ママ友との関係を間違えれば、あなたの身に起こらないとは言い切れない。
取材・文/前川亜紀
※女性セブン2021年4月22日号