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4月22日は自然を想う「アースデイ」 由来は“なんでもない日”

アースデイ東京の様子

アースデイ東京の様子

 この世界には無数の「記念日」がある。毎日が何らかの記念日で、何かを記念するイベントなども開催されている。そこで、4月22日から28日の期間の「記念日」をいくつかピックアップして紹介します。

◆4月22日 アースデイ

 人々が環境に関心を持ち始めたのは1960年代だが、1968年にアポロ8号の宇宙飛行士が月から地球を撮影し、人類が初めて地球を見て以降、全世界で環境意識が高まる。そして1970年、アメリカの上院議員が4月22日の“なんでもない日”を「地球の日」と宣言したことでアースデイが誕生。

「一人ひとりの心がけや習慣が地球を守ります。ぜひ、地球のことを考えてアクションを起こしましょう」(アースデイ東京代表・河野竜二さん)

 日本でも毎年各地でイベントが開催され、アースデイ東京は4月17〜25日、複数の会場とオンラインで行われる。気候変動の最新情報を学び、提言する「アースデイ気候サミット」や、ファッションに特化したブースやトークを展開する「サスティナブルファッションウィーク」などの企画が盛りだくさんだ。

代々木公園のステージでは、いとうせいこうやなぎら健壱らによるライブが行われる

代々木公園のステージでは、いとうせいこうis the poet(ITP)、なぎら健壱らによるライブが行われる

◆4月22日 バーバパパの日

 1970年にフランスの絵本から誕生した、自由自在に変身できるキャラクター「バーバパパ」。2020年の50周年を記念して制定され、バーバパパが車に姿を変えた「バーバパパカー」が走行を開始。走行予定は、4月に新しく開設されるバーバパパのWEBサイトとツイッターで告知される。

◆4月23日 シジミの日

 肝臓によい健康食品として親しまれてきたシジミは、日本の河水・湖沼における漁獲量が最も多い海産物。全国一のシジミ漁獲量を誇る島根県からシジミの素晴らしさを発信するため、2006年に日本シジミ研究所が記念日を制定。同研究所では、おいしいシジミを購入することもできる。

◆毎月24日 ブルボン・プチの日

 バラエティー豊かな味と食べやすい一口サイズが人気の「プチシリーズ」を、さらに多くの人に楽しんでもらいたいとブルボンが制定。日付は、プチシリーズが24種類あることにちなんだ。6月の同日には、同シリーズのキャラクター『プチクマ』の誕生を記念した「プチクマの日」がある。

◆4月25日 しあわせニッコリ食で健康長寿の日

「100歳まで楽しく歩こうプロジェクト」を推進するキューサイは、健康長寿に大切な運動・交流・食事を訴求する3つの記念日を制定しており、「食」の大切さを改めて知ってほしいと定めたのがこの日。現在、『ザ・ケール 冷凍タイプお試しセット』が特別価格(送料無料)で500円。

◆4月26日 海上自衛隊の日

 1952年に海上自衛隊の前身である海上警備隊が創設された日で、海上自衛隊の歴史と伝統を考える日とされている。当日は記念日の祝意を表すため、午前8時から日没まで自衛艦に自衛艦旗や信号旗を掲揚し、華やかな自衛艦を見られる貴重な機会となっている(今年の一般公開は中止)。

◆4月27日 タッパーの日

 プラスチック製密封容器『タッパー』の登録商標を有するタッパーウェアブランズ・ジャパンが、商品のさらなる普及を目指して制定。タッパーは「健康、安心の食卓、節約、家族、エコ」をテーマに作られ、豊富な形やサイズ、収納性が人気。同社HPでは、タッパー使用のレシピも公開中。

◆4月28日 ドイツワインの日

記念日にはワインパーティーを開催(今年は延期)

記念日にはワインパーティーを開催(今年は延期)

 冷涼な気候で造られるドイツワインは、繊細でエレガントな風味と、多くの河川と多様な土壌、高度な技術の融合により生まれるフルーティーで豊かな香り、心地よい酸味が魅力だ。ドイツワインの日は日独交流150周年を迎えた2011年の翌年、日本ドイツワイン協会連合会が、Golden WeekとGerman Wineの頭文字が同じであることから「ゴールデンウイークにジャーマンワイン」を合い言葉に、ゴールデンウイーク前日の4月28日に制定。同連合会は定期的にドイツワイン講座や愛好家対象のケナー試験を開催。

「ドイツワインの学識やブラインドテストによるケナー試験は、合格率が約8割で、合格すれば金色のブドウバッジももらえます。今年の試験は10月31日の予定なので、皆さんの挑戦をお待ちしています」(広報・藤原海人さん)

ワイン好きな人との交流も楽しめる

ワイン好きな人との交流も楽しめる

取材・文/スペースリーブ(加藤瞳)

※女性セブン2021年5月6・13日号

 

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