芸能

新朝ドラ『おかえりモネ』の7つの魅力 語り担当の竹下景子が解説

清原果耶の自然体な演技が魅力

ヒロイン清原果耶の自然体な演技が魅力

 自然豊かな島で生まれ育ったヒロインのモネが、気象予報士を目指して奮闘する連続テレビ小説『おかえりモネ』(毎週月曜~土曜/総合 午前8時~8時15分、BSプレミアム・BS4K 午前7時30分~7時45分 ほか)。

 5月17日の放送開始が目前に迫ったいま、主題歌の『なないろ』、虹の「7色」、そして女性セブンの「セブン」にかけて、7つの魅力をピックアップ。語りを担当する竹下景子さんに、じっくり解説していただきました!

 * * *
【1】清原果耶演じる“自然体”なモネ

 主演の清原果耶さんはモネが18才になったときから演じています。実は、昨年秋にクランクインしたとき、清原さんもちょうど18才! 彼女自身が、少女から大人の女性へ成長する過程を見守っていけるのは、新鮮だし、贅沢に感じています。

 現場での清原さんはとても自然体。自然体だからこそ、多感な年頃を生きるモネらしさがリアルに表現されています。ついつい、彼女が“演じている”ということを忘れそうになるくらいでした。

【2】海・山・空、美しい景色

美しい景色も堪能できる

美しい景色も堪能できる

 モネの家族・永浦家が暮らす島と、モネが新しく生活を始める登米の山々。同じ宮城県でも趣がまったく違う2つの舞台は、海の青や森の緑、どちらも非常に美しい! 

濃い緑、海の青。色彩も楽しみたい

濃い緑、海の青。色彩も楽しみたい

【3】優しくて強い、気仙沼の人々

気仙沼の女性たちは、優しく、強い

気仙沼の女性たちは、優しく、強い

 私自身、震災の前から気仙沼、それもドラマに出てくる島のモデルになっている場所のかたがたと親交があり、雅代という島の女性を演じることは運命のようにも感じています。

 漁師の町である気仙沼の女性たちは、訪れた人を受け入れる優しさと、夫や息子を海に送り出し、帰りを信じて待てる強さがあるんです。島には、私が「お母さん」と呼ばせていただいているかたがいて、語りを読むときに彼女の留守電を聞き直すこともあります。気仙沼の、“まあるい言葉”を思い出すために。

【4】震災の痛みを細やかに描く

東日本大震災も描く

東日本大震災も描く

 ドラマは、1995年の秋にモネが生まれるところから始まり、すぐに2014年に切り替わるのですが、その間の2011年には東日本大震災が起きています。温かい家族、明るい人々であっても、ふとしたときに、まるで火山のマグマが噴出するようにその記憶がよみがえってくる。

 安達奈緒子さんの脚本は、震災そのものをストレートに描かなくとも、そんな心情を丁寧に表現していると思いますね。

【5】ステキな夫・龍己さん

ヒロインの祖父を演じる藤竜也

ヒロインの祖父を演じる藤竜也

 本当にステキなんです、私の夫は(笑い)。私自身も、雅代さんも、龍己さんのことが大好き! 龍己さんを演じる藤竜也さんとは2度目の共演になりますが、昨年秋に久しぶりにお会いしたときは、緊張しちゃいました。

 そうしたら、あの真面目なお顔で冗談を言って和ませてくださったり、夫婦として写真を撮るときは「ギュッと抱いてもいいですか?」とおっしゃったりして、本当にもう、ステキ! 脚本には書かれていませんが雅代が龍己さんに惚れての恋愛結婚だったのは間違いないと思ってます。

関連記事

トピックス

筒香が独占インタビューに応じ、日本復帰1年目を語った(撮影/藤岡雅樹)
「シーズン中は成績低迷で眠れず、食欲も減った」DeNA筒香嘉智が明かす“26年ぶり日本一”の舞台裏 「嫌われ者になることを恐れない強い組織になった」
NEWSポストセブン
テレビの“朝の顔”だった(左から小倉智昭さん、みのもんた)
みのもんた「朝のライバル」小倉智昭さんへの思いを語る 「共演NGなんて思ったことない」「一度でいいから一緒に飲みたかった」
週刊ポスト
陛下と共に、三笠宮さまと百合子さまの俳句集を読まれた雅子さま。「お孫さんのことをお詠みになったのかしら、かわいらしい句ですね」と話された(2024年12月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)
【61才の誕生日の決意】皇后雅子さま、また1つ歳を重ねられて「これからも国民の皆様の幸せを祈りながら…」 陛下と微笑む姿
女性セブン
筑波大学・生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格したことがわかった悠仁さま(時事通信フォト)
《筑波大キャンパスに早くも異変》悠仁さま推薦合格、学生宿舎の「大規模なリニューアル計画」が進行中
NEWSポストセブン
『世界の果てまでイッテQ!』に「ヴィンテージ武井」として出演していた芸人の武井俊祐さん
《消えた『イッテQ』芸人が告白》「数年間は番組を見られなかった」手越復帰に涙した理由、引退覚悟のオーディションで掴んだ“準レギュラー”
NEWSポストセブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「激しいプレイを想像するかもしれませんが…」田村瑠奈被告(30)の母親が語る“父娘でのSMプレイ”の全貌【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
NBAレイカーズの試合観戦に訪れた大谷翔平と真美子さん(AFP=時事)
《真美子夫人との誕生日デートが話題》大谷翔平が夫婦まるごと高い好感度を維持できるワケ「腕時計は8万円SEIKO」「誕生日プレゼントは実用性重視」  
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」
NEWSポストセブン
激痩せが心配されている高橋真麻(ブログより)
《元フジアナ・高橋真麻》「骨と皮だけ…」相次ぐ“激やせ報道”に所属事務所社長が回答「スーパー元気です」
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン