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2021.05.17 19:00  週刊ポスト

桐生、大坂、池江ら 五輪に引き裂かれるアスリートたちの肉声

服部勇馬(陸上・男子マラソン)

服部勇馬(陸上・男子マラソン/時事通信フォト)

服部勇馬(陸上・男子マラソン/時事通信フォト)

「他の環境というか、医療従事者の皆さんだったり、本当に苦しい状況の中で仕事をされていることを考えると……。僕自身は仕事が走ることであるので、そのことを止めるべきか」

 5月5日、一山と同じくテストイベント「札幌チャレンジハーフマラソン2021」に出場。議論が噛み合わない五輪に戸惑いを感じつつも、「しっかりと準備をしていきたい」と話した。

新谷仁美(陸上・女子1万メートル)

「アスリートだけが特別という形で聞こえてしまっているのが非常に残念。どの命にも大きい、小さいは全くない。アスリート、五輪選手だけはおかしな話。優先順位をつけること自体おかしな話だと思う。どの命も平等に守らないといけない」

 5月8日、五輪テスト大会に向けた記者会見でワクチンをアスリートに優先接種することについての発言。接種自体についてはに前向きな意向を示す一方、副反応を心配していることも口にした。

市川友美(パラリンピック・ボート・女子シングルスカル)

市川友美(パラリンピック・ボート・女子シングルスカル/時事通信フォト)

市川友美(パラリンピック・ボート・女子シングルスカル/時事通信フォト)

「20代や30代の仕事をしている人に打った方がいいんじゃないかなとは思っている。ただ、海外から来る人が打っているのに、こっちの人は打っていないというのは、おかしいといえばおかしいかな」

 5月7日の「アジア・オセアニア大陸予選」PR1女子シングルスカルで優勝、パラ五輪代表に内定。前日、五輪パラリンピック選手へのワクチン確保が発表されたことを受けて。

大坂なおみ(女子テニス候補)

大坂なおみ(女子テニス候補。写真/EPA=時事)

大坂なおみ(女子テニス候補。写真/EPA=時事)

「特にこの1年は重大なことがたくさん起こっていて、多くの予想外のことが起きた。人々を危険にさらす可能性があるのならば、絶対に議論すべきだと私は思う」

 5月9日、イタリア国際出場を前にオンライン記者会見での発言。日本に五輪反対の声が根強いことを受け、選手として五輪開催の希望を表明するも、日本の世論にも理解を示した。

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