芸能

石橋貴明、野球ファンも認める本物の野球愛 計り知れない球界への貢献

Twitter、Instagramの公式アカウントも開始した(AFP=時事)

野球への愛を見せファンを感動させた石橋(AFP=時事)

 ロッテの佐々木朗希が1軍のマウンドに上がった16日の対西武戦で、始球式を務めたのは石橋貴明(59才)だ。野球愛あふれる所作に、野球ファンから喝采が寄せられた。

 佐々木の背番号「16」のユニフォームに身を包んでマウンドに上がった石橋は、西武の主砲・山川穂高を打席に呼び寄せ、マウンドのかなり前から投球して山川を空振りさせると、そそくさとグラウンド外へ。佐々木の初登板となる“マウンドを汚さぬように”という配慮に、ネット上には、

「マウンド汚さないのと無駄に時間をかけない気遣いの始球式だった。野球を愛する石橋貴明だったと思う」
「佐々木の一軍初マウンドをキレイに真っ新な状態で立たせてあげたかったんでしょうね! 素晴らしい配慮です」
「神聖なマウンドを汚さないようにちょっと前から投げる配慮。素晴らしい」

 と、好意的なコメントが多数寄せられた。

「始球式と言えば、以前はマウンドに立ったらさっさと投げて、あっという間に終わるのが当たり前でしたが、いつ頃からか、牽制球を投げるふりをしたり、キャッチャーのサインにクビを振ったりと、パフォーマンスを行うタレントが出てきました。

 中でも大炎上したのが鈴木奈々です。小雨が降る寒空の下で行われた楽天戦で、鈴木はいつまで経ってもボールを投げずに、試合開始が4分も遅延。この影響で調子が狂ったのか、楽天の先発の美馬は2回までに5失点と大乱調に。遅延が原因ではないかと鈴木は猛批判にさらされました」(スポーツ担当記者)

プロ野球選手との交友範囲の広さは驚異的、メジャーリーグでも有名人

 鈴木とは極めて対照的だった石橋の始球式。ここまで好意的な声が多いのは、石橋の野球愛がホンモノだからだ。40年以上プロ野球を見続けてきたベテランスポーツライターはいう。

「野球好きを公言する芸能人は数多くいますが、そのほとんどは特定のチームの勝敗が最大の関心事。その点、石橋は純粋に『野球』という競技に関心を持っているように思えます。

 ホームラン数や勝利数といった“数字”やタイトル獲得を褒めるのは誰でも出来ますが、彼の場合、テレビには映らないようなプレーや、野球経験者ならではの技術に目を向け、それを話題にするので、唸らざるを得ない。いぶし銀の選手やほとんど活躍しなかった助っ人外国人などをネタにしたり、20年も30年も前の試合の一場面を昨日のことのように語れるのは、本当の野球ファンの証拠です。

関連キーワード

関連記事

トピックス

サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《総スカン》違法薬物疑惑で新浪剛史サントリー元会長が辞任 これまでの言動に容赦ない声「45歳定年制とか、労働者を苦しめる発言ばかり」「生活のあらゆるとこにでしゃばりまくっていた」
NEWSポストセブン
「第42回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
《ヘビロテする赤ワンピ》佳子さまファッションに「国産メーカーの売り上げに貢献しています」専門家が指摘
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《エプスタイン事件の“悪魔の館”内部写真が公開》「官能的な芸術品が壁にびっしり」「一室が歯科医院に改造されていた」10代少女らが被害に遭った異様な被害現場
NEWSポストセブン
香港の魔窟・九龍城砦のリアルな実態とは…?
《香港の魔窟・九龍城砦に住んだ日本人》アヘン密売、老いた売春婦、違法賭博…無法地帯の“ヤバい実態”とは「でも医療は充実、“ブラックジャック”がいっぱいいた」
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン
岐路に立たされている田久保眞紀・伊東市長(共同通信)
“田久保派”の元静岡県知事選候補者が証言する “あわや学歴詐称エピソード”「私も〈大卒〉と勝手に書かれた。それくらいアバウト」《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「少女を島に引き入れ売春斡旋した」悪名高い“ロリータ・エクスプレス”にトランプ大統領は乗ったのか《エプスタイン事件の被害者らが「独自の顧客リスト」作成を宣言》
NEWSポストセブン
東京地裁
“史上最悪の少年犯罪”「女子高生コンクリート詰め事件」逮捕されたカズキ(仮名)が語った信じがたい凌辱行為の全容「女性は恐怖のあまり、殴られるままだった」
NEWSポストセブン
「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路とは…(写真/イメージマート)
【1500万円が戻ってこない…】「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路「経歴自慢をする人々に囲まれ、次第に疲弊して…」
NEWSポストセブン
橋幸夫さんが亡くなった(時事通信フォト)
《「御三家」橋幸夫さん逝去》最後まで愛した荒川区東尾久…体調不良に悩まされながらも参加続けていた“故郷のお祭り”
NEWSポストセブン
麻原が「空中浮揚」したとする写真(公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」より)
《ホーリーネームは「ヤソーダラー」》オウム真理教・麻原彰晃の妻、「アレフから送金された資金を管理」と公安が認定 アレフの拠点には「麻原の写真」や教材が多数保管
NEWSポストセブン
”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン