芸能

新垣結衣&星野源結婚 そっくりな直筆署名に見る「類似性の法則」

結婚で広告業界からもさらなる熱視線(時事通信フォト)

どこか似た雰囲気の2人(写真/時事通信フォト)

 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になったニュースや著名人をピックアップ。心理士の視点から、今起きている出来事の背景や人々の心理状態を分析する。今回は、突如結婚を発表した女優の新垣結衣と俳優で歌手の星野源について。

 * * *
「こんなにも似ている字を書くのか」。連名で発表した書面の直筆署名を見て驚いた。見た時は、どちらかが相手の名前も書いたのかと思ったほどだ。

 付き合うきっかけはドラマの共演という話はよく聞くところだが、こんなにも新婚生活が想像できてしまうカップルもいない。ドラマがリアルになったのだ。5月19日、女優の新垣結衣さんと歌手で俳優の星野源さんが結婚することを発表した。

 2人は2016年10月にスタートしたあの大人気ドラマ『逃げるが恥だが役に立つ』(TBS系)で共演。「逃げ恥」「ムズキュン」という言葉が生まれるほど注目され、星野さんが歌ったエンディングテーマ『恋』も大ヒット。さらに曲に合わせて共演者たちがエンディング映像で踊った“恋ダンス”も話題になり、このダンスを真似て動画をアップする人たちが続出する社会現象となった。

「関係者の皆様」という書き出しのFAXで結婚することを報告した2人。公開された書面には、最後に直筆の署名が並んでいる。同じペンで書いたのだろうか、線の太さが似ているが、そっくりに思えるのはそれだけではないだろう。

 文字を調べると言えば日本では筆跡鑑定だろう。欧州などでは筆跡学として文字からパーソナリティなどを分析する研究もあるが、アルファベットと違い日本は文字の種類が多い上に漢字という難解な文字が使われているため、実証的な研究はあまり進んでいないが、書かれた文字を調べる際のポイントはいくつかある。2人の直筆署名の配字や字画形態、筆圧を見てみよう。

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