芸能

『ドラゴン桜』が好調の阿部寛 撮影現場では娘が通う学校をリサーチ

阿部寛

現場ではパパの顔も見せた阿部寛

 5週連続で視聴率2桁キープとなったドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)。数字的には成功だが、現場は苦労が絶えないという。

「とにかく撮影に時間がかかるんです。撮影当日になって大幅にせりふや演出が変わることなんて日常茶飯事ですから」

 テレビ局関係者が、そう苦笑いするように、ドラマの撮影は長い。5月上旬に行われたこの日の撮影も、朝8時から日付が変わる頃までの長丁場だったが、主演の阿部寛(56才)や長澤まさみ(33才)をはじめ、キャスト、スタッフともに誰一人疲れた顔を見せる者はいなかった。

「撮影時間が延びるのは、阿部さんや長澤さんが台本を見ながら“ここはこうした方がいい”とか“なぜこの人たちはこう動くのか”などと、議論するからです。阿部さんも長澤さんもかなり積極的で、納得がいくまで話し合っているんですよ」(前出・テレビ局関係者)

 今クールのドラマでは、視聴率トップの座を独走している『ドラゴン桜』。阿部演じる弁護士資格を持つスパルタ教師・桜木建二による奇抜な勉強法によって、落ちこぼれの生徒たちが東大を目指す学園ドラマだ。

 2005年に放送された前作は大ヒットを記録。本作ではその15年後を描き、偏差値32の龍海学園の再建を依頼された桜木が、東大進学を目指す特別クラス「東大専科」の設立を提案。5月23日に放送された第5話では、東大専科と、桜木の存在を快く思わない理事長が設立した一流大学コースがテストで成績を競うことになり、桜木がユニークな勉強法を打ち出す様子を描いた。

『半沢直樹』とほとんど同じ制作陣ということもあり、スタッフのこだわりも強く、セットやカメラワークの確認などで待ち時間が発生することも多いが、その時間を利用して阿部は生徒役の若手俳優たちと積極的にコミュニケーションをとっているという。

「生徒役の俳優には、有名大学に通っている子が多いんです。阿部さんは彼らと談笑しながら、“校風はどう?”“どんな授業が面白いの?”と、聞いて回っているんですよ」(ドラマ制作スタッフ)

関連キーワード

関連記事

トピックス

近年ゲッソリと痩せていた様子がパパラッチされていたジャスティン・ビーバー(Guerin Charles/ABACA/共同通信イメージズ)
《その服どこで買ったの?》衝撃チェンジ姿のジャスティン・ビーバー(31)が“眼球バキバキTシャツ”披露でファン困惑 裁判決着の前後で「ヒゲを剃る」発言も
NEWSポストセブン
2025年10月末、秋田県内のJR線路で寝ていた子グマ。この後、轢かれてペシャンコになってしまった(住民撮影)
《線路で子グマがスヤスヤ…数時間後にペシャンコに》県民が語る熊対策で自衛隊派遣の秋田の“実情”「『命がけでとったクリ』を売る女性も」
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
文化勲章受章者を招く茶会が皇居宮殿で開催 天皇皇后両陛下は王貞治氏と野球の話題で交流、愛子さまと佳子さまは野沢雅子氏に興味津々 
女性セブン
各地でクマの被害が相次いでいる(右は2023年に秋田県でクマに襲われた男性)
「夫は体の原型がわからなくなるまで食い荒らされていた」空腹のヒグマが喰った夫、赤ん坊、雇い人…「異常に膨らんだ熊の胃から発見された内容物」
NEWSポストセブン
雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA
【天皇陛下とトランプ大統領の会見の裏で…】一部の記者が大統領専用車『ビースト』と自撮り、アメリカ側激怒であわや外交問題 宮内庁と外務省の連携ミスを指摘する声も 
女性セブン
相次ぐクマ被害のために、映画ロケが中止に…(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
《BE:FIRST脱退の三山凌輝》出演予定のクマ被害テーマ「ネトフリ」作品、“現状”を鑑みて撮影延期か…復帰作が大ピンチに
NEWSポストセブン
名古屋事件
【名古屋主婦殺害】長らく“未解決”として扱われてきた事件の大きな転機となった「丸刈り刑事」の登場 針を通すような緻密な捜査でたどり着いた「ソフトテニス部の名簿」 
女性セブン
今年の6月に不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《世界ランキング急落》プロテニス・錦織圭、“下部大会”からの再出発する背景に不倫騒と選手生命の危機
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(左/時事通信フォト)
《空腹でもないのに、ただただ人を襲い続けた》“モンスターベア”は捕獲して山へ帰してもまた戻ってくる…止めどない「熊害」の恐怖「顔面の半分を潰され、片目がボロり」
NEWSポストセブン
カニエの元妻で実業家のキム・カーダシアン(EPA=時事)
《金ピカパンツで空港に到着》カニエ・ウエストの妻が「ファッションを超える」アパレルブランド設立、現地報道は「元妻の“攻めすぎ下着”に勝負を挑む可能性」を示唆
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さんの胸キュンワンシーンが話題に(共同通信社)
《真美子さんがウインク》大谷翔平が参加した優勝パレード、舞台裏でカメラマンが目撃していた「仲良し夫婦」のキュンキュンやりとり
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の発生時、現場周辺は騒然とした(共同通信)
「子どもの頃は1人だった…」「嫌いなのは母」クロスボウ家族殺害の野津英滉被告(28)が心理検査で見せた“家族への執着”、被害者の弟に漏らした「悪かった」の言葉
NEWSポストセブン