長野五輪でスキージャンプを観戦される皇太子ご夫妻(現在の天皇皇后両陛下、1998年2月=時事通信フォト)
「特に、雅子さまの卓越した語学力と豊富な国際経験は、各国の元首や首脳の間でもよく知られており、雅子さまとの交流を楽しみにしているVIPが多くいるのも事実です。
2019年5月、令和初の国賓としてドナルド・トランプ前米大統領夫妻が来日した際、雅子さまはメラニア夫人の出身国の文化に合わせてチークキスをされるなどの“おもてなし”をされました。アメリカでは“雅子皇后はスターだった”と大きく報じられたほどです」(前出・皇室記者)
その高い外交技術によって、来賓からのみならず、“外交の切り札”として、首相官邸や外務省からも応接の要望を受ける可能性は高い。
「陛下は内奏で、国民を守るための徹底した感染対策が期待できないだけでなく、陛下と雅子さまへの要求の意思を感じられたのでしょう。まずは何よりも感染防止のための対策をするべき、と西村長官が再三再四、“拝察”発言の場で語ったのは、菅総理の目論見を牽制する意味もあったのかもしれません」(前出・宮内庁関係者)
※女性セブン2021年7月15日号