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花田優一「弟子にした週刊誌記者が自分のゴシップを探る」現実を知る

弟子が「週刊誌記者」であることを思い知らされた優一氏

弟子が「週刊誌記者」であることを思い知らされた優一氏

 花田光司氏(元横綱・貴乃花親方)の長男で靴職人の花田優一氏に週刊誌記者が弟子入りし、靴作りの修行中の出来事をレポートする異色の“交換日記”連載企画。週刊誌記者に対して少しずつ心を許しかけていた優一氏だが、第3回となる今回はゾッとするような出来事が起きる(別稿で週刊誌記者のレポートあり)。

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 この連載記事がアップされると、僕はまずYahoo!ニュースの購読ランキングで、どのくらい上位にあるかを確認する。正直、初回は“新鮮さ”で読んでもらえるだろうと思っていたが、2回目以降は“面白さ”がなければ、読者は離れていく。ありがたいことに2回目の記事も初回に引けを取らないくらい、たくさんの方々に読んでもらえた。純粋に、やる気になる。

 前回の記事で書いたように、僕と週刊誌記者は、距離を近づける意味も込めて、お互い呼び名を「優さん」、「西さん」に決めた。 僕と西さんは大体、1日7時間ほど工房で共に過ごすのだが、工房内では一心不乱に靴づくりに励むので、ほとんど深い会話はない。

 お昼過ぎ、タバコ2本とコーヒー1杯程度の休憩時間に、興味本位で質問をしてみた。

「西さんって、どんな時に興奮するんですか?」

 すると西さんは、

「取材対象に接触できた時とかは、興奮しますね」と答えた。

やっぱり「ゴシップを狙っている」という現実

 靴のことに集中している時間が続いていたからこそ、夢から現実に戻されたような気分になった。やはり、僕たちは所詮、記者と被写体なのか。彼はこの工房にゴシップを探しに来ているのか。“そうであってほしくない”と信じたくて、軽く、笑いながら聞いてみた。

「この工房にゴシップを探しに来ているんですか?」

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