芸能

花田優一「弟子にした週刊誌記者が自分のゴシップを探る」現実を知る

弟子が「週刊誌記者」であることを思い知らされた優一氏

弟子が「週刊誌記者」であることを思い知らされた優一氏

 花田光司氏(元横綱・貴乃花親方)の長男で靴職人の花田優一氏に週刊誌記者が弟子入りし、靴作りの修行中の出来事をレポートする異色の“交換日記”連載企画。週刊誌記者に対して少しずつ心を許しかけていた優一氏だが、第3回となる今回はゾッとするような出来事が起きる(別稿で週刊誌記者のレポートあり)。

 * * *

 この連載記事がアップされると、僕はまずYahoo!ニュースの購読ランキングで、どのくらい上位にあるかを確認する。正直、初回は“新鮮さ”で読んでもらえるだろうと思っていたが、2回目以降は“面白さ”がなければ、読者は離れていく。ありがたいことに2回目の記事も初回に引けを取らないくらい、たくさんの方々に読んでもらえた。純粋に、やる気になる。

 前回の記事で書いたように、僕と週刊誌記者は、距離を近づける意味も込めて、お互い呼び名を「優さん」、「西さん」に決めた。 僕と西さんは大体、1日7時間ほど工房で共に過ごすのだが、工房内では一心不乱に靴づくりに励むので、ほとんど深い会話はない。

 お昼過ぎ、タバコ2本とコーヒー1杯程度の休憩時間に、興味本位で質問をしてみた。

「西さんって、どんな時に興奮するんですか?」

 すると西さんは、

「取材対象に接触できた時とかは、興奮しますね」と答えた。

やっぱり「ゴシップを狙っている」という現実

 靴のことに集中している時間が続いていたからこそ、夢から現実に戻されたような気分になった。やはり、僕たちは所詮、記者と被写体なのか。彼はこの工房にゴシップを探しに来ているのか。“そうであってほしくない”と信じたくて、軽く、笑いながら聞いてみた。

「この工房にゴシップを探しに来ているんですか?」

関連キーワード

関連記事

トピックス

10月に公然わいせつ罪で逮捕された草間リチャード敬太被告
《グループ脱退を発表》「Aぇ! group」草間リチャード敬太、逮捕直前に見せていた「マスク姿での奇行」 公然わいせつで略式起訴【マスク姿で周囲を徘徊】
NEWSポストセブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《梨園に誕生する元アイドルの嫁姑》三田寛子と能條愛未の関係はうまくいくか? 乃木坂46時代の経験も強み、義母に素直に甘えられるかがカギに
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(クマの画像はサンプルです/2023年秋田県でクマに襲われ負傷した男性)
ヒグマが自動車事故と同等の力で夫の皮膚や体内組織を損傷…60代夫婦が「熊の通り道」で直面した“衝撃の恐怖体験”《2000年代に発生したクマ被害》
NEWSポストセブン
対談を行った歌人の俵万智さんと動物言語学者の鈴木俊貴さん
歌人・俵万智さんと「鳥の言葉がわかる」鈴木俊貴さんが送る令和の子どもたちへメッセージ「体験を言葉で振り返る時間こそが人間のいとなみ」【特別対談】
NEWSポストセブン
大谷翔平選手、妻・真美子さんの“デコピンコーデ”が話題に(Xより)
《大谷選手の隣で“控えめ”スマイル》真美子さん、MVP受賞の場で披露の“デコピン色ワンピ”は入手困難品…ブランドが回答「ブティックにも一般のお客様から問い合わせを頂いています」
NEWSポストセブン
佳子さまの“ショッキングピンク”のドレスが話題に(時事通信フォト)
《5万円超の“蛍光ピンク服”》佳子さまがお召しになった“推しブランド”…過去にもロイヤルブルーの “イロチ”ドレス、ブラジル訪問では「カメリアワンピース」が話題に
NEWSポストセブン
「横浜アンパンマンこどもミュージアム」でパパ同士のケンカが拡散された(目撃者提供)
《フル動画入手》アンパンマンショー“パパ同士のケンカ”のきっかけは戦慄の頭突き…目撃者が語る 施設側は「今後もスタッフ一丸となって対応」
NEWSポストセブン
大谷翔平を支え続けた真美子さん
《大谷翔平よりもスゴイ?》真美子さんの完璧“MVP妻”伝説「奥様会へのお土産は1万5000円のケーキ」「パレードでスポンサー企業のペットボトル」…“夫婦でCM共演”への期待も
週刊ポスト
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
【本人が語った「大事な存在」】水上恒司(26)、初ロマンスは“マギー似”の年上女性 直撃に「別に隠すようなことではないと思うので」と堂々宣言
NEWSポストセブン
劉勁松・中国外務省アジア局長(時事通信フォト)
「普段はそういったことはしない人」中国外交官の“両手ポケットイン”動画が拡散、日本側に「頭下げ」疑惑…中国側の“パフォーマンス”との見方も
NEWSポストセブン