芸能

フジ山崎アナが指摘した「男性アナの変化」のなぜ?最新事情に迫る

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は最近、変化しているという男性アナウンサーについて。

 * * *
「赤坂のドン・ファン」ことTBSの小林廣輝アナウンサーの恋愛スキャンダルは、同アナがレギュラー番組の出演を見送っていることもあり、「次週は?」「次回はどうなる?」などと世間の注目が一向に収まる気配がない。

 2011年に開催された『JUNON スーパーボーイコンテスト』(グランプリは佐野岳)でベスト20入りしたり、『ミスター慶應2015』で「準グランプリ」を獲得した小林アナ。

 宇賀神メグ、田村真子、良原安美アナという、近年まれにみる華やかな同期女性に囲まれた“黒一点”。男性から見たら羨ましすぎる環境で、人気番組のレギュラーでもあり、調子にのったとしても仕方がない? いやいや、和田アキ子が言い切った「自覚が足りなかった」に私も一票だ。

 そんな小林アナの話題でテレビ業界が沸いたのと、くしくも同じタイミングで「男性アナウンサー」のネタで盛り上がったのが6月18日の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)だった。

 口火を切ったのは、Creepy NutsのDJ松永。同局の軽部真一アナとトイレで並んだ際、同アナが腕組みをしながら用を足しているのを見てギョッとしたというのだ。その後、VTRで軽部アナが「共演者をリラックスさせるつもりだった」と釈明するくだりもあった。

 DJ松永は、あらゆるトークバラエティで“潔癖症”“極度の清潔ズキ”を公言しているので、「手を添えなければ、雫が飛び散るではないか」という点にも言及したかったのではないかと思った。

「男性アナは1秒でも画面に映りたい」?

だが、それよりも興味深かったのは、同エピソードを受けた番組のナレーター、山崎夕貴アナによる「チナミになる話」だった。

「女性アナでそういう人を見たことないが、男性アナは1秒でも多く画面に映りたいという“がめつさ”はすごい」

「男性アナがどんどん女性っぽくなり、他のアナウンサーに人気や知名度で絶対に負けたくないと思っている」と。

 目に浮かぶようである。昔から、そういうタイプは少なからず居たものだが、山崎アナの指摘どおり、近年、男性アナウンサーに、このタイプが増えていると私も見ている。

関連キーワード

関連記事

トピックス

全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
JR東日本はクマとの衝突で71件の輸送障害 保線作業員はクマ撃退スプレーを携行、出没状況を踏まえて忌避剤を散布 貨物列車と衝突すれば首都圏の生活に大きな影響出るか
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《全国で被害多発》クマ騒動とコロナ騒動の共通点 “新しい恐怖”にどう立ち向かえばいいのか【石原壮一郎氏が解説】
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン