アイドル時代の思い出を語る

アイドル時代の思い出を語る

山田:それが公私にわたり、いまだに仲よしだというのが素晴らしいわよね。どんな想い出がありますか?

堀:みんな、よく私の家に遊びに来てましたね。当時、ご近所に(芸能リポーターの)梨元(勝・享年65)さんが住んでいらしたので、「ウチは危険よ」って言ってたのに(苦笑)、私がお料理を作るのが好きなのを知っていたフックン(シブがき隊の布川敏和サン・55才)が「ちえみの家は肉じゃが食えるから、みんなで行こうぜ」とか誘ってきちゃって、ホームパーティーのようなことをよくやっていましたね。

 私には言いやすかったのか、「プレゼント交換するから照明、暗くして」とか「ちょっと音楽かけて」とか、完全に雑用係でしたね(笑い)。

秀美ちゃんの家に最後、送って行ったのがヤックンだった

山田:男子はシブがき隊だけだったから、すご〜くモテたという話を聞いたことがあるんだけれど、そこでカップルは誕生しなかったの?

堀:結果的に、ヤックン(薬丸裕英サン・55才)と秀美チャンが……。恐らく、「ちゃんと男の子が女の子を送って行ってね」って私が言ったことで、秀美チャンの家に最後、送って行ったのがヤックンだったっていう(笑い)。

 そんなふたりにも、もうお孫さんが。フックンも、おじいちゃんになりましたよね。(布川サンの元妻の)つちやかおりチャン(56才)も同期だから、“あのとき”だけは、なんて言ったらいいか(苦笑)。なのにフックンが「おれが離婚したとき、連絡してこなかったのは、ちえみだけだった」って怒られちゃって。

山田:長いおつきあいの中には、そういうこともあるわよね。でも、あの頃、歌番組やバラエティー番組でジャレ合っていたのは、ちえみチャンとヤックンだったという印象がある。当時、芸能マスコミでは、ヤックンと秀美チャンの交際を隠すために、ちえみチャンがダミーを買って出ていたというウワサがあったのよ。

堀:(笑い)そういうふうに見えていたとしたら成功ですね。懐かしい〜。

山田:そんな「花の82年組」の皆さんが、ちえみチャンの闘病によって、またさらに絆を強めましたね。

堀:どうして、そんな偶然が? と思うのですが、『金スマ』(『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』TBS系)で病状を公表させていただいた収録のとき、たまたま優チャンがTBSに来ていて、すぐに同期に知らせてくれて。

 それからは、あらためてグループLINEができたり、『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ系)で私たちが本当にお世話になった芳村真理サン(86才)がリーダーのLINEもできて。そこには(同期の)三田寛子チャン(55才)も入ってます。

山田:このページには昨年、芳村真理サンにも出ていただいたんだけど、スマホを鮮やかに使いこなしていらしたり、所属事務所の会長さんの生島ヒロシさん(70才)とYouTubeもなさっていて、感動しちゃいました。変わらず、オシャレさんでもいらっしゃる!

堀:真理サンとお話ししていると毎回、ものすごく元気をいただけるし、本当に若々しくて素敵なので、大きな目標をいただけている気がしますよね。

山田:同感です。ちえみチャンの当面の目標は40周年コンサートですか?

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