23年連れ添った石橋貴明との離婚を発表した鈴木保奈美(2021年6月下旬)
「子育てが終わったら離婚」が新しいトレンド?
鈴木にとっても、離婚はプラスという見方が強い。
「これまではどうしても家庭の事情で仕事に制約があったようですが、今後は周囲を気にせず、思い切り仕事に打ち込める。事務所社長の石橋としても、鈴木が働けばそれだけ事務所の売り上げになるので、セーブする理由はないでしょう。
40代以上の視聴者の間で鈴木保奈美という名前は強力なインパクトがあります。『東京ラブストーリー』や『愛という名のもとに』など、超大ヒットドラマをリアルタイムで見た世代ですし、鈴木は長らく休んでいたので新鮮味もある。オファーはいくらでもあるでしょう」(キー局関係者)
良いことだらけのように思える石橋と鈴木の離婚。その背景には“時代の風”があると、ベテラン芸能記者の石田春男氏は指摘する。
「今回の離婚は不倫などが理由ではなく、いわゆる円満離婚と見られており、子育ても終わっているので、マイナスに捉える意見はほとんど見られません。
芸能界では近年、長年連れ添った夫婦が籍を抜く“卒婚”がプチブームですが、経済的に成功した大人が離婚して1人になり、やりたいことにトライすることは、1つの理想的な老後と受け止められています。今回の離婚報道について、松本人志が『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、『ちょっとだけうらやましい』『この歳で1人になるのは男のロマン』と感想を述べたのは、その典型。誰もが終活を模索する中で、大物カップルが“最後は自分のやりたいことをやりたいようにやる”というスタイルを提示したことで、この流れはまだまだ加速するのではないでしょうか」(石田氏)
結婚年齢も上昇する今の世の中、“子育てが終わったらサヨナラ”が、今後のトレンドになるのかも?
石橋の束縛が不満だった?
離婚は前向きな“卒婚”か
50代とは思えない、真っ白なオールインワン姿の鈴木保奈美
白いツナギが爽やか
ピンヒールでも颯爽と歩く