芸能

フジテレビ特番「総合司会」を新人女子アナ3人が務めざるを得ない事情

新人女子アナを大抜擢した背景に何が?(時事通信フォト)

新人女子アナを大抜擢した背景に何が?(時事通信フォト)

 8月28日、29日と2夜連続でゴールデン帯、プライム帯で『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』(フジテレビ系)が放送されている。番組ではダウンタウンの松本人志が“キャプテン”、中居正広、ナイティナインが“サポーター”、千鳥、アンタッチャブルが“アシスタントサポーター、総合司会は3か月半前に入社したばかりの小山内鈴奈アナ、小室瑛莉子アナ、竹俣紅アナという3人の新人アナウンサーが務めている。フジの新人アナは『27時間テレビ』の最後に提供読みをしてデビューしていたが、同番組は昨年も今年も放送されていない。

 今年の新人アナは7月に『Live News イット!』のフィールドキャスターとしても画面に登場しており、例年と比べて早いお披露目となっている。テレビ局関係者が話す。

「局を挙げた大型番組で、新人アナを起用するのは異例中の異例ですね。通常、エースアナが務める仕事です。フジテレビであれば一昔前なら加藤綾子アナ、ふた昔前なら高島彩アナが大役を担ったでしょう。本来なら『FNS歌謡祭』のMCをしている永島優美アナになったのではないでしょうか。

 しかし、昨今は“働き方改革”の影響で、アナウンサーの仕事量も過度にならないよう調整が必要になっている。そのため、平日の5日間『めざまし8』を担当している彼女には振られなかったという事情もあるでしょう。ただ、それ以上に春に起こった女子アナの“ステマ疑惑”が大きく影響していると思います」(以下同)

 今年4月、『週刊文春』でフジテレビのアナウンサー数人が美容室や系列店で無料サービスを受ける見返りに、宣伝協力として店のSNSに登場していた“ステルスマーケティング(ステマ)疑惑”が報じられた。フジテレビは疑惑発覚後から「ステマには該当しない」としてきたが、5月28日の定例会見では遠藤龍之介社長が「外部の弁護士も入れた詳細なヒアリング調査を実施し、社員就業規則に抵触する行為が認められた」と発表。ステマがあった事実こそ認めなかったものの、6月には木下康太郎アナ、宮澤智アナ、堤礼実アナ、久慈暁子アナ、三上真奈アナ、海老原優香アナ、杉原千尋アナ、三田友梨佳アナ、井上清華アナの9人が各人のインスタグラムアカウントで反省の言葉を並べた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
横浜地裁(時事通信フォト)
《アイスピックで目ぐりぐりやったあと…》多摩川スーツケース殺人初公判 被告の女が母親に送っていた“被害者への憎しみLINE” 裁判で説明された「殺人一家」の動機とは
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
記者が発行した卒業証明書と田久保市長(右/時事通信)
《偽造or本物で議論噴出》“黄ばんだ紙”に3つの朱肉…田久保真紀・伊東市長 が見せていた“卒業証書らしき書類”のナゾ
NEWSポストセブン
JESEA主席研究員兼最高技術責任者で中国人研究者の郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「箱根で見られた“急激に隆起”の兆候」「根室半島から釧路を含む広範囲で大きく沈降」…5つの警戒ゾーン
週刊ポスト
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト