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2021.09.20 07:00  NEWSポストセブン

ホンダ「フィット」はなぜ売れないのか ミニマリズムの追求で見えた弱点と課題

弱点は内装の質感やシートの色使い

 弱点として挙げられるのは内装の質感。シート表皮が撥水機能を有しているのをはじめ、実用性についてはかなりの配慮がなされている。シート自体の出来も悪くない。が、触感や色使いがセンスに欠けるように感じられたのは否めない。

 もちろんデザインの受け取り方は人それぞれなのだが、濃いグレーとシルバーの2トーンの色使いや質感は、ディスカウントストアで売られている安物の運動着に似ていた。コストを上げずともちょっとした工夫でもっとセンス良く見せることは可能なのではないかと思われた。ダッシュボードやセンターコンソール等々、樹脂部品のタッチもあまり上等な印象は受けなかった。

飾り気のなさは各所に徹底されていた

飾り気のなさは各所に徹底されていた

 弱点としてもう一点挙げられるのは、ヘッドランプの照射能力の低さ。量産車なのだから保安基準くらいは当然満たしているのだが、いささか光量不足であるうえ横方向への配光も甘かったため、夜間に照明の少ない山間部を走る時には神経を使った。同じホンダ車でも軽自動車の「N-WGN」はもっと高性能だったので、そのレベルに引き上げてほしいところだ。

LEDヘッドランプが装備されていたが、照度、照射範囲ともあまり良くなかった

LEDヘッドランプが装備されていたが、照度、照射範囲ともあまり良くなかった

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