芸能

江口のりこ 主演ドラマの女社長役は、人気女優が相次ぎ拒否した難役

8月末、買い物帰りの江口

8月末、買い物帰りの江口。身長170cmでモデル並みのスタイル

 いま、最もオファーが途切れない女優といえば、江口のりこ(41才)だろう。彼女が胸元を大胆に見せた姿で登場したのは、10月から放送されるドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ系)のポスター。これまで脇役として強いインパクトを残してきた彼女だが、今回のドラマで演じるのは主人公の女社長。お金はあるけれど愛に飢えたベンチャー企業の女性社長が、赤楚衛二(27才)演じる貧乏学生に出会って──というストーリーだ。

 江口は19才で兵庫県から上京し、柄本明(72才)が主宰する『劇団東京乾電池』の研究生に合格。舞台や映画で活躍してきたが、2020年に放送されたドラマ『半沢直樹』(TBS系)での国土交通大臣役が話題となり、以降、『俺の家の話』『ドラゴン桜』(ともにTBS系)など、話題作に立て続けに出演している。「媚びない」「ぶっきらぼう」といった役柄を演じることが多いが、素顔は真逆だという。

「ラジオが大好きで、関西人らしくノリがいい。バラエティー番組のオファーも嫌がらずに受けてくれ、元恋人とのエピソードをあけすけに語ったこともありました」(芸能関係者)

 そんな彼女の株をさらに上げたのが、冒頭のドラマへの出演だという。

「江口さんがいなければ、どうなることだったか……。彼女はわれわれにとって女神です」 

 そう語るのは、とあるフジテレビ関係者だ。

「実は、江口さんが演じる役は当初、木村文乃さんや上野樹里さんらに打診していた。しかし、よい返事をもらえず、狙いは安藤サクラさんに。事務所と長く交渉が続き、ほとんど内定したとみる関係者も多かったのですが、結局、出演には至らなかったんです」

 刻々と迫るクランクインの時期。スタッフが頭を抱える中、白羽の矢が立ったのが江口だった。

「演技派で知られる安藤さんが断ったことで、もう誰も受けてくれないのでは、と企画の頓挫をささやく声もあったんです。しかし、江口さんはオファーを出すとすぐに快諾してくれた。“どんな役でもこい”という女優根性を見せつけられて、現場の士気も一気に高まりました」(前出・フジテレビ関係者)

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン