ブラジルに公務に行かれたときの眞子さま(2018年7月、撮影/横田紋子)
最低限の説明だけでは不十分
騒動を起こした有名人の記者会見では、記者からの質問を受け付けず、一方的に当事者が説明するというパターンもある。
「小室さんのケースにおいても、“質問なし釈明会見”という形は確かに現実的だと思います。ニューヨークで弁護士となろうとしている小室さんですし、それなりに納得できる説明もできるはずでしょう。でも、どれだけうまく説明できたとしても、“質問なし会見”は完全に逃げているのと同じで、あまりにも印象が悪く、さらにバッシングの空気が高まってしまう可能性も高い。すでに“最低限の説明責任を果たす”だけでは、国民の理解を得られない状況にあると思います」(前出・皇室ジャーナリスト)
小室さんは今年4月、佳代さんの金銭トラブルについて説明した28枚の文書を発表した。この文書発表について宮内庁は「眞子さまのご意向が大きかった」と明かしており、眞子さまが小室家のトラブル対応に関わっている可能性もある。
「小室さんが明確な釈明をせずにここまできている背景に、眞子さまの意向があったとして、果たして小室さんがそれを会見で明らかにできるかどうかは難しいところだと思います。仮に小室さんが“今まで動けなかったのは、眞子さまのお考えがあったから”などと説明しようものなら、眞子さまに責任転嫁をしていることになり、これまで以上の反発を受けるでしょう。つまり、会見を開いたとしても、すべてを明らかにできるわけではなく、この現状で完璧な説明責任を果たすのは本当に難しいことなのです」(前出・皇室ジャーナリスト)
どんな手に打って出ても、あまりいい結果が見えてこない小室さんの帰国会見。全てを逆転できる、最良の策は残っているのだろうか──。
フォーダム大学での小室さん
友人とお出かけになられることも(写真は2018年)
フォーダム大学時代、教授とランチをとる小室さん
フレンチスリーブも似合う眞子さま(2018年)
佳代さんは目立つオシャレな服装で外出することも(2020年5月)
気品あふれる眞子さまと佳子さま(2020年6月、東京・八王子市。写真/JMPA)
チェキで自撮りされる眞子さまと佳子さま(2020年10月6日。東京・港区 写真/宮内庁提供)