芸能

2.5次元俳優、白柏寿大「原作ファンに負けないくらい役を愛している」

白柏寿大は185cmのイケメン2.5次元俳優

白柏寿大は身長185cmのイケメン2.5次元俳優(撮影/田中智久)

 マンガやアニメなど2次元作品を俳優が演じる「2.5次元」の舞台が人気だ。演劇「ハイキュー!!」やミュージカル「忍たま乱太郎」などで活躍する俳優の白柏寿大が、2.5次元ならではの役作りの方法を語った。

 * * *
 学生時代は数学が好きで、教師を目指していました。大学生のとき、なんとなく入った養成所で出会った友人の影響で、演技することの楽しさに目覚めました。数学には必ず答えがありますが、舞台には答えがないところが好き。

 ぼくにとって、2.5次元でいちばん大切なのは「愛」。原作のファンに負けないくらい、ぼくもいままでのすべての役を愛しているんです。夢中で演じると、原作や台本にはっきりとは書かれていない、キャラの気持ちが不思議とわかってくる。作品やキャラや共演者を愛して、100点で満足せず、つねに200点を目指しています。

 演劇「ハイキュー!!」に3年間出演していたときは、チームメイトを演じた遊馬晃祐さん、小波津亜廉さん、金井成大さんと、本当の部活みたいに、3年間ずっと一緒に演技していました。気づいたら、演技ではない、本当の仲間になれた。愛です(笑い)。ぼくの人生が変わったのは、養成所で出会った友人や共演者の皆さん、憧れの俳優さんたちのおかげです。ぼくも、演じることで誰かの人生を変えられる俳優になりたいです。

【プロフィール】
白柏寿大/1993年11月8日新潟生まれ。身長185cm。ミュージカル「忍たま乱太郎」第7弾 ~水軍砦三つ巴の戦い!中在家長次役(2016年)、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」松川一静役(2016~2018年)、劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪舞台『天下無敵の忍び道』大羅役(2017年)など。陸上競技で鍛えた運動能力と長身に、天真爛漫な人柄が人気を集める。

舞台『魔法使いの約束』第2章レノックス役●2021年11月5~21日/東京・天王洲 銀河劇場

※女性セブン2021年9月30日・10月7日号

関連記事

トピックス

割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
高市首相の発言で中国がエスカレート(時事通信フォト)
【中国軍機がレーダー照射も】高市発言で中国がエスカレート アメリカのスタンスは? 「曖昧戦略は終焉」「日米台で連携強化」の指摘も
NEWSポストセブン
テレビ復帰は困難との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
元TOKIO・国分太一、地上波復帰は困難でもキャンプ趣味を活かしてYouTubeで復帰するシナリオも 「参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性」
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン