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武田玲奈×沖田臥竜対談 ドラマ『ムショぼけ』撮影&挿入歌の秘話

武田はギャルのインフルエンサー役を熱演

武田はギャルのインフルエンサー役を熱演

 元ヤクザ最高幹部という異色の経歴を持つ小説家・沖田臥竜さん(45才)の小説『ムショぼけ』(小学館文庫)が実写化。ドラマ『ムショぼけ』(ABCテレビ・テレビ神奈川)が、10月上旬にスタート。

 同作は、長い刑務所暮らしで、社会と隔離されていた元ヤクザの中年男性、陣内宗介が主人公。出所後に世の中の環境の変化やスピードについていけず戸惑いながらも、家族や仕事仲間、かつての極道の“同僚”たちと怒って笑って、時にヘコんで涙を流す、ヒューマンコメディーだ。今回、ドラマにヒロインのリサ役で出演する清純派女優・武田玲奈(24)と沖田さんの対談が実現。撮影の苦労について語る。(前後編の後編)

 物語の舞台は兵庫県・尼崎。沖田さんの地元でもある。ドラマも全編が尼崎周辺の関西地方で撮影された。その際、沖田さんがロケ地のコーディネートや送迎車の運転手として、撮影に同行したという。

武田:原作者の先生が運転手をしてくださる車で移動するなんて、初体験でした。沖田さんは、人見知りの私にも話しかけてくださって、ありがたかったです。

沖田:とにかく事故らんようにと注意してたから、後部座席にも顔を向けられへんかったよね(笑い)

武田:とても快適な移動でした!

沖田:須磨海岸(神戸市)での撮影では、私たちスタッフは日陰で椅子に座ってたからよかったものの、武田さんはめちゃくちゃ暑いなか、一日中砂浜を走り続けてて、すごい体力やと思いました。

武田:私、夜まで走ってましたね(笑い)。沖田さんは、地元の尼崎でドラマが撮影されているのを、どんなお気持ちでご覧になっていたのですか?

沖田:尼崎といえば、お笑いのダウンタウンの出身地で有名やけど、その彼らも地元でやってないことをやってみたかった。自分の小説を地元の撮影でドラマ化するのは大変やったけど、終わってみたら楽しかったです。逆に武田さんは、いままでは縁のなかった(極道の)話やったと思うんやけど、どうやった?

武田:私の役がインフルエンサーのタレント役で、わりと素の自分と近い部分もあって、自然に演じられたと思います。私も若いときはギャルに憧れて、つけまつげとかカラコンをつけていたので、リサのギャルマインドは、何となくわかったんです。だから、髪を染めてエクステをつけて、演じていて楽しかったです!

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