国内

TBS・田村真子アナ 父の田村前厚労相が落選危機で「出馬待望論」

田村真子アナ(写真/ロケットパンチ)

父は厚労相のポストから退いたいま、田村真子アナが出馬となるか(写真/ロケットパンチ)

 TBSの朝の情報バラエティ番組『ラヴィット!』が好調だ。視聴率は2~3%台と高くないが、中堅芸人・タレントたちの緩くも賑やかなノリが、各局横並びのコロナ・政治関連ニュースに飽きた若年層の支持を得ている。なかでも評価が高まっているのが、麒麟・川島明とともにMCを務める田村真子アナ(25)の存在だ。TBS関係者が語る。

「田村アナは芸人同士のガヤガヤしたやり取りのなかで、決して出しゃばらず、かといって流れを滞らせることなくスムーズな進行をしている。報道番組で鍛えられた落ち着いたアナウンス力があってのもの。それと、多少の悪ノリがあっても番組が下品にならないのは、彼女が醸し出す気品によるものでしょう」

 絶好調の田村アナとは対照的にピンチに陥っているのが、父親の田村憲久・前厚労相だ。10月31日に行なわれる衆議院総選挙を控え、当選8回のベテランながら苦戦が予想されている。全国紙政治部記者が語る。

「三重1区選出の田村氏は、前回選挙では野党候補との差がわずか1万5000票あまりと僅差の勝利でした。それに加えて今回の選挙では、厚労大臣としてコロナ対応の混乱をめぐり批判を浴びることになるため、さらに厳しい戦いになることは確実です。田村氏は大臣退任会見で『十分に応えられなかったことがいっぱいある。お詫びを申し上げないといけない』と異例とも言える“謝罪”に終始した。選挙に向けた危機感の表われでしょう。

 党内で置かれた立場も厳しい。田村氏は河野太郎氏を支持して総裁選に敗れ、所属する石破派はいまや風前の灯。党からの支援も期待しづらい状況です」

 そんななか、党内では田村氏の次を見据えた声まで出始めていると、自民党関係者は言う。

「万が一落選した場合は代替わりを求められるでしょうし、当選しても今の党内状況では浮上のきっかけが掴みづらい。それならば早い段階で“次世代”に跡目を譲ったほうがいいのではないかと、ひとり娘の田村アナへの世襲を期待する声が上がっているのです。田村アナならば知名度も好感度も抜群で、上智大学文学部新聞学科卒の才女ですから経歴も申し分ない。高校まで地元・三重県で育っているため、地元受けもピカイチです」

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン