芸能

國村隼の役作りの美学 「日本のモーガン・フリーマン」との評も

韓国映画『哭声/コクソン』の共演者らとカンヌ国際映画祭に参加した(左からナ・ホンジン監督、國村、チョン・ウヒ、クァク・ドウォン)。写真=shutterstock/AFLO

韓国映画『哭声/コクソン』の共演者らとカンヌ国際映画祭に参加した(左からナ・ホンジン監督、國村、チョン・ウヒ、クァク・ドウォン)。写真=shutterstock/AFLO

 絶えず国内外の作品に出続ける國村本人にも、俳優としての矜持を訊いてみると、関西のアクセントが残る口調でこう答えた。

「自分がその作品の中で表現するキャラクターが、結果的にヤクザや犯罪者であっても、『なぜこの時間軸で、このシチュエーションで、そんなことになったんだろう』ということへの興味が原点にあり、一番大事にしています。僕らの仕事は、まず台本と一人で対峙する時間があって、それを現場で仕上げる。俳優が作るとしたら空気みたいなものだと思うんです。それは一人で作れるものではなく、監督、カメラマン、相手役の俳優がいてくれて、いろんな空気感が生まれてくるんです」

 来年は、『日本沈没』で共演する小栗旬主演の大河『鎌倉殿の13人』にも大庭景親役で登場する。観るべき期待作にはいつも國村が“居る”。

※週刊ポスト2021年11月5日号

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