国内

「質疑応答なし会見」の眞子さまと小室圭さん 祝福の声は上がるのか

秋篠宮邸を出られる眞子さま。手には花

秋篠宮邸を出られる眞子さま。手には花

 朝方まで降り続いた雨も乾き、空に晴れ間が見えてきた午前10時過ぎ。赤坂御用地内では、秋篠宮家の長女・眞子さまの旅立ちの時を迎えていた。車寄せには秋篠宮ご夫妻と妹・佳子さまが見送りに出て、家族で別れの挨拶を交わした。

 佳子さまが姉に向かって両手を広げると、眞子さまはこれに笑顔で応じ、束の間、別れを惜しむように姉妹が抱擁し合う場面もあった。眞子さまは報道陣に向かって深々と頭を下げてから車に乗り込み、30年余りを過ごした実家を後にした。

 そして10月26日午前10時半過ぎ、宮内庁の職員によって提出された婚姻届が受理されたことが発表された。小室圭さんと結婚した眞子内親王は、皇籍を離れて“小室眞子”さんとなった。午後には、2人揃っての記者会見が都内ホテルで行われる。

 当初、会見では質疑応答が予定されていたが、急遽、昨夜になって会見方式が変更となった。会見冒頭で眞子さまが結婚に際してのお気持ちを述べた後、質疑応答は行われない形式になったという。

 宮内庁によると、事前に記者からの質問内容を見た眞子さまが、「誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問がある」と衝撃を受け、カメラや多くの人がいる前で答えることは、強い恐怖心がよみがえる不安が払拭できず、口頭で答えることは不可能と判断されたという。

 眞子さまをめぐっては、10月1日、秋篠宮家を司る皇嗣職大夫の会見で「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」の状態にあると診断を受けたことが公表されていた。会見に同席した精神科医は「長期にわたり誹謗中傷を体験された結果、複雑性PTSDと診断される状態になっておられる」と述べている。

 2017年の婚約内定以来、ここまで結婚が“延期”となってきた原因は、小室圭さんの母・佳代さんの金銭トラブルだった。婚約内定後、佳代さんと元婚約者との間に400万円に上る金銭トラブル疑惑が浮上。結婚は延期となり、小室さんは米国留学のため日本を離れた。

 今年4月、小室さんは28枚にも及ぶ釈明文書でトラブルの経緯を説明した。一旦は解決金を支払わない意思を表明したが、すぐに前言を撤回。解決金を支払う姿勢を示したが、現時点で解決されたという報道はない。本日の結婚後会見で、小室さんの口から母の金銭トラブルについて語られることはあるのだろうか。

 眞子さんは結婚後、夫・小室さんとともに米ニューヨークで暮らす予定となっているが、渡米までの間は渋谷区内のマンションに滞在し、新生活を始めるとの報道もある。新婚生活へ向けて、最後となるであろう2人の記者会見。多くの国民から祝福される会見となるか、全国民が固唾を飲んで見守っている。

関連記事

トピックス

初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、初の海外公務で11月にラオスへ、王室文化が浸透しているヨーロッパ諸国ではなく、アジアの内陸国が選ばれた理由 雅子さまにも通じる国際貢献への思い 
女性セブン
几帳面な字で獄中での生活や宇都宮氏への感謝を綴った、りりちゃんからの手紙
《深層レポート》「私人間やめたい」頂き女子りりちゃん、獄中からの手紙 足しげく面会に通う母親が明かした現在の様子
女性セブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン