散らかった部屋の中には美しい花も。『ぼくは独り暮らしの老人の家に弁当を運ぶ』より
窓には「生命力」の文字。『ぼくは独り暮らしの老人の家に弁当を運ぶ』より
洗濯物などに囲まれて弁当を食べる老人。『ぼくは独り暮らしの老人の家に弁当を運ぶ』より
福島あつし(ふくしま・あつし)/1981年神奈川県生まれ。2004年大阪芸術大学写真学科卒業。2004年から2014年まで神奈川県川崎市で高齢者専門の弁当配達のアルバイトをしながら配達先の老人の撮影を続ける。2019年、写真集『ぼくは独り暮らしの老人の家に弁当を運ぶ』(青幻舎)のもととなった作品〈弁当 is Ready〉にてKG+ Awardグランプリ受賞。翌年、KYOTOGARAPHIEに同作が展示。
取材・文/砂田明子