芸能

『あさイチ』鈴木奈穂子アナ 親しみやすさと報道目線で視聴者の共感呼ぶ

今年3月から『あさイチ』キャスターを務める鈴木奈穂子アナ(写真/ロケットパンチ)

今年3月から『あさイチ』キャスターを務める鈴木奈穂子アナ(写真/ロケットパンチ)

 テレビ各局の“朝の顔”と言える朝8時台の情報番組では、新アシスタントや新MCとなった女性アナウンサーたちも奮闘している。『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)と激しい視聴率バトルを繰り広げているのが『あさイチ』(NHK)だ。

 キャスターを務めているお笑いコンビの博多華丸・大吉に加えて、今年3月から新キャスターになったのは、産休から復帰したばかりの鈴木奈穂子アナ(39)だった。鈴木アナの起用には、当初は不安の声が強かったという。

「なにしろ鈴木アナは『NHKニュース7』のキャスターをはじめ、ずっと報道畑を歩いてきた人ですからね。今年3月に退局した前任の近江友里恵アナ(33)からのスイッチでどこまでバラエティに寄れるのか不透明だった」(NHK局員)

 しかし、そんな心配は無用だったようだ。同番組のリポーターでタレントの副島淳氏が語る。

「確かに元々は報道にいた方なので一体どんなカチッとした人なんだろうと身構えていましたが、とても気さくな方です。専門家の方が細かく説明している時に『これは私にはできないな~』とボソッと言ったり(笑)。親しみやすいので、僕は鈴木さんにツッコミを入れることもあります。

 一方で鈴木さんならではの報道目線が光ることも多く、資源ごみをテーマに扱った時は、地域によって分別が違うことをきちんと伝えたほうが良いと注釈を入れる提案をして、スタッフはみんな納得していました。主婦目線と報道目線を大事にしている鈴木さんならではの長所が視聴者の共感を呼んでいるのかなと思います」

※週刊ポスト2021年11月19・26日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン
国民に「リトル・マリウス」と呼ばれ親しまれてきたマリウス・ボルグ・ホイビー氏(NTB/共同通信イメージズ)
ノルウェー王室の人気者「リトル・マリウス」がレイプ4件を含む32件の罪で衝撃の起訴「壁に刺さったナイフ」「複数の女性の性的画像」
NEWSポストセブン
愛子さまが佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”とは(時事通信フォト)
《淡いピンクがイメージカラー》「オシャレになった」「洗練されていく」と評判の愛子さま、佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”
NEWSポストセブン
年下の新恋人ができたという女優の遠野なぎこ
《部屋のカーテンはそのまま》女優・遠野なぎこさん急死から2カ月、生前愛用していた携帯電話に連絡すると…「ポストに届き続ける郵便物」自宅マンションの現在
NEWSポストセブン
背中にびっしりとタトゥーが施された犬が中国で物議に(FB,REDより)
《犬の背中にびっしりと龍のタトゥー》中国で“タトゥー犬”が大炎上、飼い主は「麻酔なしで彫った」「こいつは痛みを感じないんだよ」と豪語
NEWSポストセブン
(インスタグラムより)
《“1日で100人と寝る”チャレンジで物議》イギリス人インフルエンサー女性(24)の両親が現地メディアで涙の激白「育て方を間違ったんじゃないか」
NEWSポストセブン
藤澤五月さん(時事通信フォト)
《五輪出場消滅したロコ・ソラーレの今後》藤澤五月は「次のことをゆっくり考える」ライフステージが変化…メンバーに突きつけられた4年後への高いハードル
NEWSポストセブン
石橋貴明、現在の様子
《白髪姿の石橋貴明》「元気で、笑っていてくれさえすれば…」沈黙する元妻・鈴木保奈美がSNSに記していた“家族への本心”と“背負う繋がり”
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「タダで行為できます」騒動の金髪美女インフルエンサー(26)が“イギリス9都市をめぐる過激バスツアー”開催「どの都市が私を一番満たしてくれる?」
NEWSポストセブン
ドバイのアパートにて違法薬物所持の疑いで逮捕されたイギリス出身のミア・オブライエン容疑者(23)(寄付サイト『GoFundMe』より)
「性器に電気を流された」「監房に7人、レイプは日常茶飯事」ドバイ“地獄の刑務所”に収監されたイギリス人女性容疑者(23)の過酷な環境《アラビア語の裁判で終身刑》
NEWSポストセブン
Aさんの乳首や指を切断したなどとして逮捕、起訴された
「痛がるのを見るのが好き」恋人の指を切断した被告女性(23)の猟奇的素顔…検察が明かしたスマホ禁止、通帳没収の“心理的支配”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
【七代目山口組へのカウントダウン】司忍組長、竹内照明若頭が夏休み返上…頻発する「臨時人事異動」 関係者が気を揉む「弘道会独占体制」への懸念
NEWSポストセブン