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巨人に「新・55番」誕生 「松井秀喜監督」の目は完全に消えたか

「松井秀喜監督」誕生の可能性は?(写真/共同通信社)

「松井秀喜監督」誕生の可能性は?(写真/共同通信社)

 11月16日、高卒2年目を迎える巨人の秋広優人(19)の背番号が「68番」から「55番」に変更されることが報じられた。

「秋広は歴代日本人選手最長身である2メートルの上背で、スケールの大きい日本人離れした打撃が魅力です。『55番』と言えば、球界を代表する4番として活躍した松井秀喜の巨人時代の背番号。大田泰示(現在自由契約・31)が2009~2013年に背負って以来で“ネオゴジラ”として期待の高さが窺えます」(巨人番記者)

 しかし今回の「55番」就任には、大田の時とは別に“大きな意味がある”と番記者たちの間で噂になっているという。前出の巨人番記者がこう続ける。

「『55番』が長らく欠番になっていたのは、いずれ松井を“巨人の監督”に置く時のためだと言われていました。大田が『55番』を背負ったこともありましたが、それはまだ松井が現役の頃で、当時の滝鼻卓雄オーナーは、松井が巨人に復帰するなら返す用意はあることも示唆していた。それほど『55番』は大事なものだった。

 そして今季、日本ハムはビッグボスこと新庄剛志、中日は“ミスタードラゴンズ”の異名を取る立浪和義とかつてのスター選手が続々と監督に就任したことによって、巨人もサプライズで松井を監督に招聘するのではとの機運が一気に高まりました。

 しかし、そのタイミングで秋広が『55番』を背負うことが決まったので、松井監督の目は完全に消えたと言われているのです」

 背番号は、球界にとって話題作りの大きなカギとなる。

 2000年、長嶋茂雄監督(当時)が、広島からFAで加入した江藤智に背番号「33番」を譲り、永久欠番である「3番」に戻った際は、キャンプ初日から長嶋監督に視線が集中。グラウンドコートを脱いで「3番」を披露する瞬間をカメラマンが追いかけ、チームの人気向上につながった。

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