国内

愛子さま 20年の歩みを“追っかけおばちゃん”の写真でプレイバック

愛子さまは1才過ぎ、チャイルドシートに座られている

愛子さまは1才過ぎ、チャイルドシートに座られている

「『天皇の娘』というお立場の方が成人を迎えられたのは、上皇ご夫妻のご長女・黒田清子さん(紀宮さま)以来約30年ぶりのこと。この30年ぶりのお祝い事に、喜びと期待の声があがっています」

 そううれしそうに語るのは、ある宮内庁関係者。12月1日、天皇皇后両陛下のご長女・愛子さまが20才の誕生日を迎えられ、最新のご近影が公開された。現在大学2年生。大学生活も折り返し地点に差し掛かり、ますます「お姉さまらしさ」に磨きがかかっている。

「12月5日には格式高いロングドレス『ローブ・デコルテ』をお召しになった姿がお披露目予定です。ご成年後はどんな活躍をされるのか、いまから楽しみです」(前出・宮内庁関係者)

 来年元日、「新年祝賀の儀」がご公務デビューの予定だ。

 お誕生日に合わせて公開されたご近影では、グレーのジャケットをお召しに。近頃は大人びた落ち着いた笑顔を見せられる愛子さまだが、皇居では宮内庁職員とバレーボールやバドミントンをされるそうで、活発な一面も健在のようだ。
 
 皇居・三の丸尚蔵館で「源氏物語画帖」をご覧になるお写真も公開された。愛子さまは高校時代から日本の古典文学にご興味があり、卒業レポートの題名は「平安時代の猫と犬─文学作品を通して─」。

 今回、「元祖・皇室追っかけおばちゃん」の白滝富美子さんがとらえた写真を白滝さんのコメントともに紹介する。白滝さんは80才になっても追っかけを継続。愛子さまの成長を見守ってきた。

●2003年1月

 初めての“お手振り”。1才を過ぎた頃の「新年祝賀の儀」に向かうお車の中、チャイルドシートに座られた愛子さまが笑顔で“お手振り”。

●2003年4月

ご静養中のお顔

ご静養中のお姿

 ご家族で、葉山御用邸(神奈川県)でのご静養中の一枚。「報道陣とは別のところで撮れたおかげか、『素』のご表情が撮れました」(白滝さん)。

●2003年8月

雅子さまと愛子さまを近くから撮影

雅子さまと愛子さまを近くから撮影

 いまでは貴重な“超間近ショット”。那須御用邸(栃木県)での雅子さまと愛子さま。この頃は間近で撮影ができたので、白滝さんは雅子さまから「大きな望遠(レンズ)ですね」と声をかけられたことも。

●2003年4月

愛子さまは両手でぶら下がる

愛子さまは両手でぶら下がる

 “お疲れ愛ちゃん”のおちょぼ口。栃木・那須でのご静養後の那須塩原駅、両陛下に手をひかれながら歩く愛子さまはお疲れのご表情。口を尖らせた素のご表情は「追っかけ写真」ならでは。

●2005年2月

ご静養先の奥志賀高原にて

ご静養先の奥志賀高原にて

 ご静養先の奥志賀高原(長野県)で愛子さま初めてのスキー。報道陣が入る前日に撮影したため、この「手つなぎショット」は白滝さんだけのものだとか。

●2009年8月

すこし控えめな愛子さまと、ロングヘア―の雅子さま

すこし控えめな愛子さまと、ロングヘアーの雅子さま

 那須でのご静養の帰りの駅にて。学校でのトラブルもあり笑顔が少ない時期もあった愛子さま。「そんなときでも手を振っていらして、けなげに感じました」(白滝さん)。

●2009年11月

顔を近づけられる瞬間

顔を近づけられる瞬間

 愛子さまを笑顔にする「雅子さまのささやき」。栃木・宇都宮駅で報道陣を前に恥ずかしがられる愛子さまの耳元で、そっとささやれる雅子さま。「両陛下は愛子さまの表情を和らげようと、よくこっそりと話しかけられていました」(白滝さん)。

●2014年3月

ご一家への風当たりもあった

ご一家への風当たりもあった

 学習院初等科ご卒業の日。ご一家への風当たりの強い時期でもあったが、母娘おふたりのときには晴れやかな笑顔を見せられていた。

●2015年8月

3人とも歯を見せて笑われることが多いという

3人とも歯を見せて笑われることが多いという

 陛下に似た「お手振り」。那須でのご静養の際、出迎えた人への「お手振り」。「雅子さまは指を揃えていることが多いですが、愛子さまは陛下に似て指を広げることが多い。でも、歯を見せて笑われるのは3人とも同じですね」(白滝さん)。

●2018年8月

背丈が近くなられた

背丈が近くなられた

 高校2年生の頃には、雅子さまの背丈を越えるほどにまで成長された愛子さま。

●2019年8月

炎天下でも笑顔でお声がけ

炎天下でも笑顔でお声がけ

 炎天下で汗を流しながらも、静養先の駅で待ち受けた人々に、笑顔を絶やさずお声がけをされた。

●2019年8月

“追っかけ疲れ”も吹き飛ぶベストショット

“追っかけ疲れ”も吹き飛ぶ笑顔を見せられた

“追っかけ疲れ”も吹き飛ぶベストショット。高校3年生の夏、須崎御用邸(静岡県)でのご静養。雅子さまのご体調が上向くにつれ、愛子さまの自然な笑顔も増えていった。「いい笑顔が撮れると、追っかけの疲れもあっという間に吹き飛ぶんです」(白滝さん)。

●2020年3月

ご卒業される際の愛子さま

ご卒業される際の愛子さま

 学習院女子高等科をご卒業。白滝さんたちに満面の笑みで挨拶された後も、名残を惜しむかのように長い時間帰らず残っておられたという。

※女性セブン2021年12月16日号

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン