地震解析ラボが導き出した「警戒エリア」MAP

地震解析ラボが導き出した「警戒エリア」MAP

千葉県勝浦、大阪府は警戒

 平井氏が要注意エリアとして挙げたのは、以下の通りだ。

■北海道・青森エリア
 東北地方では東日本大震災後もM5 以上の地震が頻発しており、「引き続き警戒が必要」と平井氏は語る。

 なかでも最新の観測データが地震発生の可能性を示しているのが、その北側のエリアだ。

「特に北海道の十勝地方から岩手県沖では、電磁気観測網や地震計などのデータでも大きな変動が見られます。海底を震源とする地震が起こる可能性が高く、沖合で発生した場合には大きな津波が想定されるので、準備を怠らないでください」

■千葉・茨城エリア
 昨年10月7日、千葉県北西部を震源とするM5.9の地震が発生し、東京都足立区などでも最大震度5強の強い揺れを観測した。

 この周辺では今も大きなデータ変動が観測されているという。

「千葉県の勝浦にある送信局からのデータでは、VLF/LF電波が大きく変動しており、茨城県から千葉県の南東沖にかけてのエリアで、M5 ~5.5クラスの地震が予想されるので、用心が必要です」

■中部エリア
「昨年12月3日、山梨県東部・富士五湖を震源とする震度5弱の地震が発生しましたが、内陸では山梨県のほか、長野県、岐阜県で電磁気観測網などでの地震の前兆となるデータが観測されています。

 また沿岸エリアでは、特に駿河湾でも異常を示すデータが観測されており、M5クラス、最大震度5程度の地震がすぐに起こる可能性があります。海底で発生すれば沿岸部は津波に襲われる恐れがあるので、警戒を怠らないでください」

■紀伊水道エリア
 週刊ポスト前号で平井氏は、小笠原諸島のほかに紀伊水道エリアも警戒地域に挙げていたが、地震発生の可能性は高いという。

「以前は三重県の東方沖や和歌山県の南部と北部のデータ変動が目立っていました。しかし今は、紀伊半島と四国の間の海域である紀伊水道でも、2019年から急に電磁気観測網や地震計などのデータで観測数値に異常が目立つようになっています。

 他の地域と比べると、直近の大きな変動データはありませんが、紀伊水道から大阪府、兵庫県あたりまで異常データが観測され始めているので注意が必要です」

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