契約に関する注意を若者に呼び掛ける消費者庁の岡村和美長官。2018年3月(時事通信フォト)

契約に関する注意を若者に呼び掛ける消費者庁の岡村和美長官。2018年3月(時事通信フォト)

契約前に相談、契約後でも諦めない

 20代前半までの若者は、年齢的には成年でも、消費者として見た場合は非常に危うい存在だ。周囲にそのような年齢の若者がいたら、注意して見守ってほしい。

 大切なことは、魅力的な話があっても、契約する前に、保護者など信頼できる周囲の大人などに相談することだ。契約内容や相手についてインターネットで検索し、評判を調べるのもいいだろう。

 SNSで知り合った相手も信用しすぎず、個人情報を送りすぎたり、免許証データなどを送ったりしないよう、念押ししておきたい。

 特定商取引法では、訪問販売・電話勧誘販売・連鎖販売取引での契約や、特定継続的役務提供(エステティックや美容医療等)の契約では、クーリング・オフができる場合があるので、そのような知識を身につけておくことも必要だ。

 契約によっては解約や取り消しができるものもあるので、契約後でも困ったり疑問がある場合は、消費者ホットライン(#188)に相談するよう伝えてあげてほしい。

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