“大倉山の悲劇”から26年の時を経た1998年、長野五輪で船木和喜がラージヒル(90メートル級)で日本初の金メダルに輝くと、笠谷は喜びを爆発させた。
「悲願だっただけに、言葉に表わせないほどうれしい」
先輩の悔恨を後輩が拭った。その時、札幌と長野が1つの線でつながった。
(了。前編を読む)
取材・文/岡野誠
※週刊ポスト2022年2月11日号
“大倉山の悲劇”から26年の時を経た1998年、長野五輪で船木和喜がラージヒル(90メートル級)で日本初の金メダルに輝くと、笠谷は喜びを爆発させた。
「悲願だっただけに、言葉に表わせないほどうれしい」
先輩の悔恨を後輩が拭った。その時、札幌と長野が1つの線でつながった。
(了。前編を読む)
取材・文/岡野誠
※週刊ポスト2022年2月11日号